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「大般若波羅蜜經」の検索結果

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だいはんにゃ‐きょう〔‐キヤウ〕【大般若経】

デジタル大辞泉
大乗経典。600巻。唐の玄奘げんじょう訳。「仁王にんのう経」「般若心経」以外の般若部諸経を集大成したもので、16部からなる。般若波羅蜜の義、諸法…

心経 しんぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
『般若波羅蜜多心経』『般若心経』の略。心経の「心」とは,『大般若経』 600巻の精要という意味。

たかうじ‐ばん(たかうぢ‥)【尊氏版】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 足利尊氏が開版した宋版本を覆刻した書。大般若波羅蜜多経六〇〇帖など。

はんにゃ‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【般若経】

デジタル大辞泉
般若波羅蜜はんにゃはらみつを説く経典の総称。個々に成立したものを集大成したのが大般若経。

はんにゃ‐きょう(‥キャウ)【般若経】

精選版 日本国語大辞典
般若波羅蜜を説く諸経典を集成した、玄奘訳の漢訳「大般若経」六〇〇巻のこと。また、「般若心経」などを含めていうこともある。

般若経典 はんにゃきょうてん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大乗仏教の経典で,「般若」という称をもつ一連の教典をいう。空 (くう) の思想を根底として菩薩の実践徳目である六波羅蜜 (ろくはらみつ) ,特に般…

にんのう‐はんにゃきょう〔ニンワウハンニヤキヤウ〕【仁王般若経】

デジタル大辞泉
大乗経典。漢訳に鳩摩羅什くまらじゅう訳「仁王般若波羅蜜経」(略称、仁王経)2巻と、唐の不空訳「仁王護国般若波羅蜜多経」(略称、仁王護国経・新…

仁王経 にんのうぎょう

山川 日本史小辞典 改訂新版
「仁王般若波羅蜜経」(姚秦(ようしん)の鳩摩羅什(くまらじゅう)訳)・「仁王護国般若波羅蜜多経」(唐の不空訳)の略。法の滅び尽きるとき水火・賊盗・…

般若経【はんにゃきょう】

百科事典マイペディア
大乗仏教の経典。般若経には多くの種類があるが,いずれも般若は実体をもたない空(くう)なるものであることを明らかにする。紀元前後から約100年間,…

しんぎょう(シンギャウ)【心経】

精選版 日本国語大辞典
( 「しんきょう」とも。「摩訶般若波羅蜜多心経」の略 ) すべては空であるという大般若経の中心の道理を二六二字に説いた短い経典。般若心経。[初出…

だいはんにゃ‐きょう(‥キャウ)【大般若経】

精選版 日本国語大辞典
大乗仏教の初期の経典。サンスクリット原典・チベット語訳とも現存する。六〇〇巻。唐の玄奘(げんじょう)が顕慶五年(六六〇)元旦から約四年をかけ…

にんのう‐はんにゃきょう(ニンワウハンニャキャウ)【仁王般若経】

精選版 日本国語大辞典
大乗仏教の経典。二巻。姚秦の鳩摩羅什訳および唐の不空訳の二種があり、くわしくは前者を仁王般若波羅蜜経、後者を仁王護国般若波羅蜜多経という。…

じょうたい‐ぼさつ(ジャウタイ‥)【常啼菩薩】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 般若波羅蜜多を求めて身命を惜しまず、悪世にあって衆生の苦しむ姿を見て、常に泣いているといわれる菩薩。常啼。[初出の実例]「常啼菩薩…

玄奘【げんじょう】

百科事典マイペディア
中国,唐代の僧。三蔵法師として知られる。629年長安を出発,西域を経由してインド,マガダ国のナーランダー寺へ至りシーラバドラ(戒賢)に学ぶ。広…

りしゅ‐ぶん【理趣分】

精選版 日本国語大辞典
玄奘訳、大般若波羅蜜多経第十会般若理趣分のこと。類本の不空訳、理趣経は真言宗の主要経典として重んじられる。般若理趣分。→理趣経。[初出の実例]…

とう‐か【登遐・登霞・登仮】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 遠い天へ登るの意 ) 皇帝・天皇・上皇などが死ぬこと。崩御(ほうぎょ)。昇遐(しょうか)。[初出の実例]「天皇、以慶雲四年六月十五日登…

般若 (はんにゃ)

改訂新版 世界大百科事典
目次  般若菩薩サンスクリットのプラジュニャーprajñā,パーリ語パンニャーpaññāの音写語で,〈慧(え)〉と漢訳される。〈智慧〉という意味だが,…

はんにゃ‐はらみつ【般若波羅蜜】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 六波羅蜜・十波羅蜜の一つ。涅槃の彼岸にいたるために、菩薩が修行する六種もしくは一〇種の行のうちの一つで、真理を認識するさと…

いっさい‐ういほう(‥ウヰホフ)【一切有為法】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。現象界の存在のすべて。絶えず転変し、無常なるものとしてとらえられる。〔摩訶般若波羅蜜経‐七〕

平群郷へぐりごう

日本歴史地名大系
奈良県:大和国平群郡平群郷「和名抄」刊本に「平群」、高山寺本に「平郡」とみえ、ともに「倍久利」と訓ずる。天平二年(七三〇)の大般若波羅蜜多…

大般若波羅蜜多経 だいはんにゃはらみったきょう Mahāprajñāpāramitā-sutra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仏教経典。中国,唐の玄奘の訳。 600巻。般若部経典の集大成といわれる。四処,16会の説法から成り,そのうち初会および 11会以下は玄奘が新しく将来…

ねん‐し【念死】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。人の身は常に死に直面していて、避けられないということを心に思い忘れないこと。〔摩訶般若波羅蜜経‐一〕

かこ‐ぜ(クヮコ‥)【過去世】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。この世に生まれる以前に生を受けていた世。前世(ぜんせ)。前生(ぜんしょう)。〔摩訶般若波羅蜜経‐一〕

菩提寺ぼだいじ

日本歴史地名大系
岐阜県:不破郡垂井町岩手村菩提寺[現]垂井町岩手菩提山南麓にある真言宗豊山派の寺院。一乗山観音院と号し、本尊は聖観音。天長元年(八二四)三…

仁王経【にんのうきょう】

百科事典マイペディア
仁王経または仁王般若経と略される経典は二つある。(1)鳩摩羅什(くまらじゅう)(クマーラジーバ)訳,2巻。《仁王般若波羅蜜経》が正称。(2)…

こんごうはんにゃ‐きょう〔コンガウハンニヤキヤウ〕【金剛般若経】

デジタル大辞泉
大乗経典。1巻。鳩摩羅什くまらじゅう訳が著名。一切法の空くう・無我を説き、特に禅宗の系統で重んじられた。金剛般若波羅蜜経。金剛経。

ご‐はらみつ【五波羅蜜】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。涅槃(ねはん)のさとりに至るためにする菩薩の修行としての五種の波羅蜜のこと。六波羅蜜から般若波羅蜜を除いたもので、布施・持戒…

石村石楯 (いわれの-いわたて)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
?-? 奈良時代の官吏。天平宝字(てんぴょうほうじ)8年(764)藤原仲麻呂(なかまろ)の乱のさい仲麻呂を近江(おうみ)(滋賀県)で殺し,その功で従五位下。…

し‐おん【四恩】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。衆生がこの世で受ける四種の恩。経により内容を異にし、心地観経では、父母の恩・衆生の恩・国王の恩・三宝の恩の四つ、正法念経で…

とう‐せん【登仙】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 天に登って仙人となること。また、仙人。[初出の実例]「以二此善業一、奉レ資二登仙一、二尊神霊、各随二本願一、往二生上天一」(出典:…

が‐はらみつ【我波羅蜜】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。涅槃(ねはん)の四徳を成就する四波羅蜜の一つ。「我」は自由で他に拘束されない主体の意、「波羅蜜」は彼岸(ひがん)である、仏のさ…

金剛般若波羅蜜経 こんごうはんにゃはらみつきょう Vajracchedikā prajñāpāramitā-sūtra

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
仏教経典。1巻。後秦の鳩摩羅什訳。略して『金剛経』『金剛般若経』と呼ばれ,禅宗では5祖弘忍以来特に重要視している。多く漢訳されており,本訳の…

大般若経 だいはんにゃきょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
仏教経典。『大般若波羅蜜多(はらみった)経』の略称。全600巻。中国、唐の玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)訳。サンスクリット名はマハープラジュニャー…

はんにゃ‐はらみつ【般▽若波羅蜜】

デジタル大辞泉
仏語。六波羅蜜・十波羅蜜の一。最高の智慧ちえを完成させること。完全な智慧。智慧波羅蜜。

かるが‐ゆえ‐に(‥ゆゑ‥)

精選版 日本国語大辞典
〘 接続詞 〙 ( 「か(斯)あるがゆえ(故)に」の変化したもの ) 先行の事柄の当然の結果として、後行の事柄が起こることを示す。こういうわけで。…

理趣経【りしゅきょう】

百科事典マイペディア
大乗仏教の密教経典の一つ。サンスクリット原典は部分的に残るのみで,一般に用いられる8世紀後半の不空訳は《大楽金剛不空真実三摩耶(まや)経般若…

大般若波羅蜜多経【だいはんにゃはらみつたきょう】

百科事典マイペディア
略して大般若経。般若経中最大の規模をもつ。初期大乗経典であるが,この形にまとまったのは,唐の玄奘(げんじょう)が16部の般若系経典を翻訳してか…

はんにゃ‐しんぎょう〔‐シンギヤウ〕【般若心経】

デジタル大辞泉
膨大な般若経の内容を簡潔に表した経典。1巻。漢訳は鳩摩羅什くまらじゅう訳など7種あるが、日本では、「色即是空、空即是色」の句のある玄奘げんじ…

だいはんにゃはらみったきょう【《大般若波羅蜜多経》】

改訂新版 世界大百科事典

はんにゃはらみつ【般若波羅蜜】

改訂新版 世界大百科事典

さんじゅうしち‐ほん(サンジフ‥)【三十七品】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =さんじゅうしちどうほん(三十七道品)[初出の実例]「三十七品為二道助一四向四果即人位」(出典:秘蔵宝鑰(830頃)中)[その他の文献]…

ぜん‐ごう(‥ゴフ)【善業】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。よい果報を招くもととなる十善などの身口意(しんくい)の行為。ぜんぎょう。⇔悪業。[初出の実例]「読誦者蠲レ邪去レ悪、披閲者納レ…

こんごうはんにゃ‐きょう(コンガウキャウ)【金剛般若経】

精選版 日本国語大辞典
「こんごうはんにゃはらみつきょう(金剛般若波羅蜜経)」の略。[初出の実例]「金剛般若経(コンカウハムニャキャウ)を宮の中に説かしむ」(出典:日本…

ち‐ど【智度】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。六度の一つ。般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)のこと。最高の完全な智慧。[初出の実例]「知度是法明門、断二無明黒暗及著諸見一」(出…

ぶつ‐も【仏▽母】

デジタル大辞泉
仏語。1 法、すなわち教えのこと。2 般若波羅蜜はんにゃはらみつ、すなわち智慧のこと。3 釈迦しゃかの実母の摩耶夫人まやぶにん、または養母の摩…

が‐くう【我空】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。人間の心身は因縁によって五蘊(ごうん)が仮に和合したものであって、常住不変の我といったものは実在しないということ。法空の対語…

こんごう‐きょう(コンガウキャウ)【金剛経】

精選版 日本国語大辞典
「こんごうはんにゃはらみつきょう(金剛般若波羅蜜経)」の略。[初出の実例]「われはこれ周金剛王なり、金剛経に長ぜり、通達せずといふところなし…

六波羅蜜 ろくはらみつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
大乗仏教の求道者が実践すべき6種の完全な徳目のこと。波羅蜜とはサンスクリット語のパーラミター pāramitāの音写。6種とは,(1) 施しという完全な徳…

はんにゃ‐しんぎょう(‥シンギャウ)【般若心経】

精選版 日本国語大辞典
( 「般若波羅蜜多心経(はんにゃはらみたしんぎょう)」の略 ) 般若経典の精髄を簡潔に説いた経典。一巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳と玄奘訳の二本があ…

はんにゃはらみった【般若波羅蜜多】

改訂新版 世界大百科事典

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

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