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「阿弥陀経」の検索結果

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阿弥陀経 あみだきょう

日本大百科全書(ニッポニカ)
浄土教の根本聖典。鳩摩羅什(くまらじゅう)が402年ころ漢訳したもの。『無量寿経(むりょうじゅきょう)』『観無量寿経』とともに「浄土三部経」の一つ…

あみだ‐きょう〔‐キヤウ〕【阿弥陀経】

デジタル大辞泉
大乗経典。浄土三部経の一。1巻。402年ごろ、鳩摩羅什くまらじゅうが漢訳。釈迦が阿弥陀仏の西方浄土をたたえて、その名号みょうごうを唱えて浄土に…

いんぜい‐あみだきょう〔‐アミダキヤウ〕【引声×阿▽弥×陀経】

デジタル大辞泉
ゆるやかな曲節をつけて阿弥陀経を唱えること。円仁えんにんが唐から伝え、比叡山で行ったのが初めといわれ、京都の真如堂などで行われる。引声の阿…

阿弥陀経 (あみだきょう)

改訂新版 世界大百科事典
阿弥陀仏信仰を説く大乗仏教経典の一つ。サンスクリット名スクハーバティービューハSukhāvatīvyūha(極楽の荘厳)。《大無量寿経》のサンスクリット…

阿弥陀経 あみだきょう Sukhāvatīvyūha

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
浄土系の経典。サンスクリット語名 (「極楽荘厳と名づける大乗経典」の意) が,他の浄土系の重要な経典である『無量寿経』と同一呼称なので,『阿弥…

阿弥陀経【あみだきょう】

百科事典マイペディア
阿弥陀仏信仰を説く大乗仏教経典の一つ。小経とも。日本では最も多く読誦(どくじゅ)される。クマーラジーバと玄奘(げんじょう)の漢訳がある。仏が西…

あみだ‐きょう(‥キャウ)【阿彌陀経】

精選版 日本国語大辞典
浄土三部経の一つ。姚秦(ようしん)(=四世紀初)の鳩摩羅什(くまらじゅう)訳。阿彌陀の極楽浄土のすがたをたたえ、この仏の名を称えて、その浄土に往…

くどく‐ぞう〔‐ザウ〕【功徳蔵】

デジタル大辞泉
仏語。1 功徳を多く積んだことを蔵にたとえていう語。功徳の宝蔵。2 阿弥陀仏の別称。3 阿弥陀経で説く、自力回向えこうの念仏のこと。

しょう‐きょう〔セウキヤウ〕【小経】

デジタル大辞泉
阿弥陀経のこと。無量寿経を大経というのに対する称。→大経

浄土三部経 じょうどさんぶきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の3仏教経典をいう。ともに,種々のけがれに染まったこの世の人々のために,釈尊が阿弥陀仏の救済を説いた経…

れいじ‐さほう〔‐サホフ〕【例時作法】

デジタル大辞泉
天台宗で、毎夕定時に引声いんぜいで阿弥陀経を読誦する勤行。例時懺法れいじせんぼう。

じょうど‐さんぶきょう〔ジヤウドサンブキヤウ〕【浄土三部経】

デジタル大辞泉
浄土宗・浄土真宗などで最も重んじる三種の経典。無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経。

さいほうじょうど‐さんぶきょう〔サイハウジヤウドサンブキヤウ〕【西方浄土三部経】

デジタル大辞泉
西方浄土の功徳くどくを讃たたえた3部の重要な経。阿弥陀経・無量寿経・観無量寿経のこと。

しょうさんじょうどきょう〔シヨウサンジヤウドキヤウ〕【称讃浄土経】

デジタル大辞泉
経典の名。1巻。唐の玄奘げんじょう訳。「阿弥陀経」の別訳。称讃浄土仏摂受経。

「阿弥陀経」(サンスクリット語)掛軸・額装

事典 日本の大学ブランド商品
[美術]龍谷大学(京都府京都市伏見区)の大学ブランド。サンスクリット語による阿弥陀経の刊本を影印転載して掛軸と額に加工したもの。1880(明治13…

くえ‐いっしょ〔クヱ‐〕【×倶会一処】

デジタル大辞泉
仏語。念仏者は等しく西方浄土に往生し、一つところに相会うこと。阿弥陀経に「諸上善人倶会一処」とあるところから出た語。

法事讃 ほうじさん Fa-shi-zan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
中国,唐の浄土教僧,善導の著。2巻。「浄土法事讃」ともいう。『阿弥陀経』と讃文とを交互に掲げて,懺悔供養などの法式を明らかにしたもの。

大阿弥陀経寺だいあみだきようじ

日本歴史地名大系
大阪府:堺市堺寺地町寺町大阿弥陀経寺[現]堺市寺地町東四丁阿弥陀寺・大経(だいきよう)寺ともいい、俗に旭蓮社(ぎよくれんじや)という。大阪…

引声 いんぜい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
日本音楽の用語。 (1) 天台声明における演奏形式の一種。主として序曲といわれる非拍節リズムの曲にはテンポや墨譜1つずつの旋律の長短によって長音 …

七経 しちけい Qi-jing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
おもに儒教の古典の数え方。さまざまな数え方があり,後漢には,『詩』『書』『礼記』『楽記』『易』『春秋』『論語』を儒教の最も重要な経書として…

【紘】ほうこう(はうくわう)

普及版 字通
弓を引きはなつ音。〔敦煌変文集、仏説阿弥陀経講経文〕我が(りよ)を山川にふに、但だ隻(せきせん)を勞するのみ。妖氛を紫塞に靜(やす)むるに、紘を…

おん‐けん【▽隠顕】

デジタル大辞泉
仏語。1 隠れたものと、あらわれたもの。2 浄土真宗で、浄土三部経について、観経と阿弥陀経は外にあらわされたものとしては方便の教えであるが、…

いんぜい‐あみだきょう(‥アミダキャウ)【引声阿彌陀経】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 仏語。ゆるやかな曲調で阿彌陀経を諷誦(ふうじゅ)すること。慈覚大師円仁が唐の五台山から伝え、比叡山に常行三昧堂を建立して行なったの…

時宗 じしゅう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
浄土教の一宗派。遊行宗 (ゆぎょうしゅう) ともいう。開祖は一遍。神奈川県藤沢市の清浄光寺 (遊行寺) を総本山とする。時宗という宗名は,一説に『…

へいけ‐のうきょう〔‐ナフキヤウ〕【平家納経】

デジタル大辞泉
平清盛が平家一門の繁栄を祈願して長寛2年(1164)に安芸あき国の厳島神社に奉納した経巻。法華経28巻に無量義経・観普賢経、および般若心経・阿弥陀…

お晨朝 おあさじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
浄土真宗において毎朝つとめる勤行の名。浄土真宗本願寺派,真宗大谷派では,『阿弥陀経』『正信偈』『御文章』,和讃などを読誦するが,これと同様…

九品往生 (くぼんおうじょう)

改訂新版 世界大百科事典
仏教用語。浄土に往生せんと願う人の性質や行為の差によって,浄土往生に9種の等級をたてることをいう。九品とは,上品上生,上品中生から下品下生に…

如法寺によほうじ

日本歴史地名大系
長野県:中野市中野村如法寺[現]中野市大字中野鴨(かも)ヶ岳山城の麓、字観音平(かんのんだいら)にある真言宗智山派の寺で、京都智積(ちしや…

瓦経【がきょう】

百科事典マイペディア
経塚(きょうづか)に納めるために瓦製の平板に経文を陰刻したもの。大きさは一定しないが,30cm平方以上のものはない。写された経典は《法華経》《無…

いんぜい【引声】 の=阿彌陀経((あみだきょう))[=彌陀経((みだきょう))]

精選版 日本国語大辞典
=いんぜいあみだきょう(引声阿彌陀経)[初出の実例]「慈覚大師音声不足令レ坐給之間。以二尺八一引声の阿彌陀経を令二吹伝一給ぬ」(出典:古事談(…

直談【じきだん】

百科事典マイペディア
室町時代から江戸時代中期まで,天台・浄土系を中心に,地方学問寺である〈談義所〉を介するなどして行われた一般に対する講説。その記録を〈直談物…

阿弥陀如来 あみだにょらい

山川 日本史小辞典 改訂新版
阿弥陀はサンスクリットのアミターユス(無量の寿命の意)とアミターバ(無量の光明の意)の音訳。西方にある極楽浄土の仏で,日本では,浄土教の隆盛に…

例時作法 (れいじさほう)

改訂新版 世界大百科事典
仏事の法要名。《阿弥陀経》を読誦して阿弥陀如来の救いを求める法要。天台系諸宗で常用するが,浄土系などにも勤める宗派がある。《阿弥陀経》の読…

大無量寿経【だいむりょうじゅきょう】

百科事典マイペディア
大乗仏典の一つ。浄土三部経の中心経典。2巻。無量寿経が正称。大経,双巻経とも。法蔵菩薩が世自在王仏のもとで願(がん)を立て,それを成就して阿…

あみだ‐が‐みね【阿弥陀ヶ峰】

デジタル大辞泉
京都市東部、東山三十六峰の一。もと山腹と山麓に阿弥陀堂があった。山頂に豊臣秀吉の墓がある。

さんぶ‐きょう〔‐キヤウ〕【三部経】

デジタル大辞泉
それぞれの立場で最も尊重する経典三部を選んだもの。浄土三部経は、無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経。法華三部経は、無量義経・法華経・観普賢経。…

藤田宏達 (ふじた-こうたつ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1928- 昭和後期-平成時代の仏教学者。昭和3年3月24日生まれ。昭和43年北大教授となる。平成4年札幌大谷短大学長に就任。専門はインド哲学,仏教学で…

法華百座聞書抄【ほっけひゃくざききがきしょう】

百科事典マイペディア
1巻。作者不詳。ある内親王の発願により1110年2月28日から300日間,法華経・阿弥陀経・般若心経を講じた際の説経の聞書。本書はそのうちの20日分を…

如是我聞

四字熟語を知る辞典
経典の冒頭に記されている言葉で、このように私は聞いたの意。 [使用例] 如是我聞、仏説阿弥陀経、声は松風に和かして心のちりも吹き払わるべき御寺…

寂如 (じゃくにょ)

デジタル版 日本人名大辞典+Plus
1651-1725 江戸時代前期-中期の僧。慶安4年6月28日生まれ。良如(りょうにょ)の8男。寛文2年12歳で浄土真宗本願寺14世となる。12年大僧正。法制をた…

浄土教(じょうどきょう)

山川 世界史小辞典 改訂新版
阿弥陀仏(あみだぶつ)にすがって,その仏国土である極楽浄土に往生(おうじょう)して,そこで悟って安楽を得る道を説く大乗仏教の教え。根本経典は『…

浄土三部経 (じょうどさんぶきょう)

改訂新版 世界大百科事典
浄土教においてよりどころとする三つの経典。《無量寿経》(康僧鎧(こうそうがい)訳),《観無量寿経》(畺良耶舎(からやしや)訳),《阿弥陀経…

くぼんおうじょうあみだきょう【《九品往生阿弥陀経》】

改訂新版 世界大百科事典

くまらじゅう〔クマラジフ〕【鳩摩羅什】

デジタル大辞泉
《〈梵〉Kumārajīva》[344~413]中国、六朝りくちょう時代の仏典の翻訳家。中央アジア亀玆きじ国の僧。父はインド人、母は亀玆国王の妹。前秦の亀…

支謙 (しけん) Zhī qiān 生没年:195?-254

改訂新版 世界大百科事典
中国,三国呉の在俗の訳経家。大月氏の帰化人で,字は恭明あるいは越。洛陽で西域諸語を学び,6ヵ国語に通暁した。後漢末の動乱を避けて江南に逃れ,…

時宗【じしゅう】

百科事典マイペディア
日本仏教の一宗派。遊行(ゆぎょう)宗とも。念仏系の宗派で,1276年一遍(いっぺん)が開いた。《阿弥陀経》を根本経典とし,経中の〈臨命終時〉の言葉…

南条文雄 なんじょうぶんゆう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
[生]嘉永2(1849).5.12. 大垣[没]1927.11.9.浄土真宗大谷派の学僧。京都の高倉学寮に学び,1876年ロンドンに行き,84年までオックスフォード大学の M.…

阿弥陀 (アミダ)

動植物名よみかた辞典 普及版
植物。マメ科の多年草。シャジクソウの別称

勢至 (せいし)

改訂新版 世界大百科事典
阿弥陀如来の右脇侍(わきじ)として知られる菩薩の名。勢至菩薩ともいう。サンスクリットのmahāsthāma-prāptaの漢訳名である大勢至を略して勢至とい…

浄土教 じょうどきょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
阿弥陀仏の救済によって浄土に生れ,悟りを開くという大乗仏教のなかの一つの流れ。浄土の観念自体は,ベーダ文献中に起源を求めることができ,それ…

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む