中山[町](読み)なかやま

百科事典マイペディア 「中山[町]」の意味・わかりやすい解説

中山[町]【なかやま】

鳥取県西部,西伯(さいはく)郡の旧町。日本海の沿岸大山(だいせん)北斜面を占める。山陰本線が通じる下市(しもいち)は江戸時代前期の宿場町米作,乳牛飼育,二十世紀梨栽培が行われる。東境船上(せんじょう)山がある。2005年3月西伯郡名和町と大山町へ編入。60.32km2。5288人(2003)。

中山[町]【なかやま】

山形県中部,東村山郡の町。中心は山形盆地西部の最上川に沿う長崎で,城下町河港として発達。米作,果樹栽培を基幹産業とし,花卉(かき),野菜も産する。缶詰メリヤスなどの製造が行われる。左沢(あてらざわ)線が通じる。東日本大震災で,町内において被害が発生。31.15km2。1万2015人(2010)。

中山[町]【なかやま】

愛媛県中部,伊予郡の旧町。肱(ひじ)川の支流中山川の上流域と周辺山地を占める。古くから知られた中山クリの名産地。葉タバコ,シイタケ,ミカンも産する。予讃線が通じる。2005年4月伊予郡双海町と伊予市へ編入。75.42km2。4569人(2003)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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