デジタル大辞泉 「いかれぽんち」の意味・読み・例文・類語 いかれ‐ぽんち 《「ぽんち」は、若旦那わかだんなの意の「ぼんち」の音変化》しっかりした考えのない軽薄な男。「隆文さんのような、―じゃないし、教養はあるし」〈獅子文六・自由学校〉[類語]馬鹿・阿呆あほう・魯鈍ろどん・愚鈍・無知・蒙昧もうまい・愚昧ぐまい・愚蒙ぐもう・暗愚・頑愚・愚か・薄のろ・盆暗ぼんくら・まぬけ・とんま・たわけ・馬鹿者・馬鹿野郎・馬鹿たれ・与太郎・抜け作・おたんこなす・おたんちん・あんぽんたん・べらぼう・あほんだら・頓痴気・木偶でくの坊・唐変木・表六玉・表六・ぼけなす・ろくでなし・脳足りん・出来損ない・頓珍漢・すっとこどっこい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「いかれぽんち」の意味・読み・例文・類語 いかれ‐ぽんち 〘 名詞 〙 ( 「いかれ」はしてやられること、間抜けの意。「ぽんち」は「ぼんち(坊っちゃん)」の変化した語 ) かるがるしくやすっぽい男。調子のくるった男。[初出の実例]「対手が隆文さんのような、イカレ・ポンチじゃないし、教養はあるし」(出典:自由学校(1950)〈獅子文六〉ふるさとの唄) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例