精選版 日本国語大辞典 「頓珍漢」の意味・読み・例文・類語
とん‐ちん‐かん【頓珍漢】
① 物事が行き違ったり前後したりしてわけがわからなくなること。つじつまが合わないで、ちぐはぐになること。また、そのさま。
※歌舞伎・恋慕相撲春顔触(1872)序幕「間の悪い時にゃあ悪いもので、かうとんちんかんに見出されちゃあ」
② とんまな言動をすること。また、そのさまやそのような人。
※続あにいもうと(1934)〈室生犀星〉「偉い子供も出来の悪い子供もわからないトンチン漢だと」
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