すっとこどっこい(読み)スットコドッコイ

デジタル大辞泉 「すっとこどっこい」の意味・読み・例文・類語

すっとこ‐どっこい

[感]
馬鹿囃子ばかばやし囃子詞
相手をののしるときの語。馬鹿野郎
[類語]馬鹿阿呆あほう魯鈍ろどん愚鈍無知蒙昧もうまい愚昧ぐまい愚蒙ぐもう暗愚頑愚愚か薄のろ盆暗ぼんくらまぬけとんまたわけ馬鹿者馬鹿野郎馬鹿たれ与太郎抜け作おたんこなすおたんちんあんぽんたんべらぼうあほんだら頓痴気木偶でくの坊唐変木表六玉表六いかれぽんちぼけなすろくでなし脳足りん出来損ない頓珍漢

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精選版 日本国語大辞典 「すっとこどっこい」の意味・読み・例文・類語

すっとこ‐どっこい

  1. 〘 感動詞 〙
  2. 馬鹿囃子(ばやし)の囃子詞。
    1. [初出の実例]「『すっとこ、すっとこ、すっとこ、どっこい』と〈略〉矢庭に躍出した」(出典:あたらよ(1899)〈内田魯庵〉)
  3. 相手をののしる時にいう語。馬鹿野郎。「馬鹿なやつ」ほどの意で、名詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「露伴先生はおこると『このスットコドッコイ、オタンチン…』というような言葉が〈略〉出たそうですね」(出典:随筆寄席第二集(1954)〈辰野・林・徳川〉三)

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デジタル大辞泉プラス 「すっとこどっこい」の解説

すっとこどっこい

吉田比砂子による児童文学作品。1998年刊行。1999年、日本児童文芸家協会賞受賞。

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