すっとこどっこい(読み)スットコドッコイ

デジタル大辞泉 「すっとこどっこい」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すっとこどっこい」の意味・読み・例文・類語

すっとこ‐どっこい

  1. 〘 感動詞 〙
  2. 馬鹿囃子(ばやし)の囃子詞。
    1. [初出の実例]「『すっとこ、すっとこ、すっとこ、どっこい』と〈略〉矢庭に躍出した」(出典:あたらよ(1899)〈内田魯庵〉)
  3. 相手をののしる時にいう語。馬鹿野郎。「馬鹿なやつ」ほどの意で、名詞的にも用いる。
    1. [初出の実例]「露伴先生はおこると『このスットコドッコイ、オタンチン…』というような言葉が〈略〉出たそうですね」(出典:随筆寄席第二集(1954)〈辰野・林・徳川〉三)

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