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かげろう

デジタル大辞泉プラスの解説

かげろう

1969年公開の日本映画。監督・脚本新藤兼人、脚本:関功、撮影:黒田清巳。出演:乙羽信子、富山真沙子、吉澤健、戸浦六宏、伊丹十三、草野大悟、殿山泰司ほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

大辞林 第三版の解説

かげろう

( 動四 )
光がほのめく。ひらめく。ちらちらする。 「時雨ゆく雲間に弱き冬の日の-・ひあへず暮るる空かな/風雅
姿や幻がちらつく。 「ただ今の御姿、まぼろしに-・へば/保元 下・古活字本
陰になる。日がかげる。 「よられつる野もせの草の-・ひて/新古今

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

かげろう
かげろう

かげろうといわれる現象にはおよそ次の三つがあり、それぞれ陽炎遊糸、蜉蝣または蜻蛉の文字をあてている。
(1)陽炎 光と影が微妙なたゆたいをみせる大気中の光学的現象。たとえば春先など、日当りのよい海岸の砂や屋根瓦(がわら)の上で、空気が暖められて密度分布にむらができるため、そこを通過する光が不規則に屈折させられてこの現象が現れる。たき火を通して遠方のものを見ると揺らいで見えるが、これも陽炎の一種である。水槽に水を張り下方から熱すると、湯の中に不規則な密度差を生じ、この湯を通して反対側を見ると、かげろうのように揺らいで見える。
(2)遊糸 クモが銀色の糸をなびかせながら飛んでいく現象。英語ではgossamerという。日本ではこの遊糸が雪の降る前後に見られるところから「雪迎え」「雪送り」とよぶ地方がある。中国では、遊糸はすべてクモが糸をなびかせて飛んでいく現象をさすが、この用例は5世紀以来多い。日本語では、陽炎の異名としても遊糸が用いられるが、春の季語としては「野馬(やば)」「糸遊(いとゆう)」「遊糸(ゆうし)」「かげろい」などが用いられる。
(3)蜉蝣・蜻蛉 トンボの古名であるが、飛ぶさまが「かげろう」のようにひらめくところからこのようにいわれる。はかなきものの象徴として用いられ、『徒然草(つれづれぐさ)』に「かげろふの夕を待ち、夏の蝉(せみ)の春秋をしらぬもあるぞかし」とある。[根本順吉]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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