コラート高原(読み)コラートコウゲン(その他表記)Khorat Plateau

デジタル大辞泉 「コラート高原」の意味・読み・例文・類語

コラート‐こうげん〔‐カウゲン〕【コラート高原】

《Khorat Plateau》タイ北東部、イサーン地方に広がる台地。標高200メートル程度。北側と東側にメコン川が流れ、南をドンレク山脈、西をドンプラヤエン山脈に隔てられる。年間を通じて降水量がやや少なく、ラテライトの土壌が薄く堆積する。主な都市はナコンラチャシーマー、ウドンターニー、ウボンラーチャタニーなど。コーラート高原。コラート台地。

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関連語 ウボン

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コラート高原」の意味・わかりやすい解説

コラート高原
コラートこうげん
Khorat Plateau

タイ北東部に広がる平原。「東北タイ」と呼ばれる地域とほぼ一致する。標高 90~200m。面積は 15万5000km2に及び,丘陵地帯に小さな湖が点在する。西はペッチャブーン山脈でチャオプラヤー川の平野と隔てられ,南はダンレク山脈でカンボジアと,西と北はメコン川でラオスと境を接する。メコン川の支流ムーン川が東流する。年降水量は約 1500mmであるが,砂質土壌のため,乾季(11月~4月)には干魃に悩まされる。イネ,トウモロコシ,キャッサバ,ケナフ,ジュート,タバコなどを栽培。畜産が盛んで,スイギュウ,ブタ,ウマが飼育されている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「コラート高原」の意味・わかりやすい解説

コラート高原
こらーとこうげん

タイ北東部にある高原。西をドン・プラヤ・エン山脈、南をドンレク山脈、北から東をメコン川に囲まれる。中生代の砂岩が水平に横たわる構造平野で、標高は100~200メートルと低い。岩盤の表面には薄くラテライトが堆積(たいせき)している。山地に囲まれているので降水量は少なく、年800ミリメートル以下の地域がある。大部分はメコン川支流のムン川の流域だが、雨期と乾期で流量差が大きい。乾期に水を供給するために、メコン川総合開発の一環としてムン川にダムが建設されている。おもな都市にはナコン・ラチャシーマー、ウドン・ターニ、ウボンなどがあるが、いずれも小都市で、タイではもっとも開発の遅れている地方である。

[大矢雅彦]

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