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さんさ時雨 サンサシグレ

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デジタル大辞泉の解説

さんさ‐しぐれ【さんさ時雨】

宮城県仙台地方の民謡。江戸中期から祝儀歌として流行。本来は手拍子だけの歌で、三味線の伴奏がつくのは明治以降。

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百科事典マイペディアの解説

さんさ時雨【さんさしぐれ】

宮城,福島,岩手の各県の一部で歌われている民謡。祝儀の席で必ず歌われる格式の高い歌で,テンポはおそく都節音階で節まわしは細かい。本来は三味線をつけず手拍子で歌う。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんさしぐれ【さんさ時雨】

旧仙台藩の領内である宮城県全部と岩手県一関・水沢地方,福島県北部・会津および山形県米沢地方に行われる祝歌。仙台地方では《君が代》の異称もあるように,必ず祝宴の劈頭,全員が正座して厳かに手拍子を打って〈さんさ時雨か萱野の雨か 音もせで来てぬれかかる〉以下3首(三幅一対)を斉唱する。米沢・会津地方では二幅一対である。歌の起源については,藩祖伊達政宗が1589年(天正17)6月5日に磐梯山麓摺上原(すりあげはら)で会津の蘆名義弘を破った際の戦勝の歌と称し,終りの囃子〈ショウガイナ〉に〈勝凱那〉の字を当てる俗説があるが,これはまったくの付会説である。

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大辞林 第三版の解説

さんさしぐれ【さんさ時雨】

宮城県の民謡で、祝い唄。江戸吉原ではやった踊り唄が江戸土産として伝えられたもの。宴の初めに全員で手拍子で唄う。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

さんさ時雨
さんさしぐれ

宮城県を中心に岩手、福島両県にかけての旧伊達(だて)領一円の民謡。同地方で祝い唄(うた)として歌われてきたもので、その源流は、文化・文政(ぶんかぶんせい)年間(1804~30)に江戸吉原を中心にして大流行した情歌のようなものらしい。それが花柳界へ入って拳(けん)遊びの下座囃子(ばやし)に利用されるようになった。江戸土産(みやげ)として諸国へ広められていったおり、東北地方へも伝えられ、会津では『目出度』、山形では『ショオガイナ』、伊達領では『さんさ時雨』の名で祝い唄に利用されるようになった。「ヤートオヤートオ」の囃子詞(ことば)は拳遊びの「ヤートオ来ましてドン」の略である。[竹内 勉]

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