ちゃぶ台(読み)ちゃぶだい

世界大百科事典 第2版の解説

4本脚の食事用座卓。ふつう方形または円形で,脚は折畳式のものが多い。卓袱台と書くように,卓袱(しつぽく)料理(卓袱)の食卓を日常生活に導入したもので,〈チャブ〉とは袱の原義であるテーブルクロスの意の中国音zhuō fúからきたものという。伝統的に銘々膳方式の食事をしていた日本人にとって,数人で一つの卓を囲み料理をとり分ける卓袱の食事形式はかなり特異で衝撃的なものであったが,やがてその利点を認識する階層も広くなり,日常的に身分差別を必要とせぬ家庭生活の中で使われるようになった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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