びりり(読み)ビリリ

デジタル大辞泉 「びりり」の意味・読み・例文・類語

びりり

[副]しびれを感じるさま。びりっと。「びりりと感電する」
[類語]ぴりっとひりりぴりりひりひりびりびりぴりぴりうずくずきずきしくしくちくちくひりつくしみる差し込む痛む痛める痛いきりきりずきんずきんがんがんちくり

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精選版 日本国語大辞典 「びりり」の意味・読み・例文・類語

ビリリ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ラテン語] bilis 胆汁の意 ) 江戸時代オランダ人が伝えた苦味の強い薬剤。魚の胆(きも)に薬を加えて製したもので、解毒歯痛霍乱(かくらん)などに効くとされた。〔随筆・遠碧軒記(1675)〕

びりり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) =びりっと
    1. [初出の実例]「神経は一度にびりりと動いた」(出典:虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一八)

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