疼く(読み)ウズク

デジタル大辞泉 「疼く」の意味・読み・例文・類語

うず・く〔うづく〕【×疼く】

[動カ五(四)]
傷口などが脈打つように痛む。ずきずき痛む。「虫歯が―・く」「古傷が―・く」
心に強い痛みを感じる。「恋人の身を案じて胸が―・く」
[補説]「うずうず」からの連想で、気が逸る気負う血が騒ぐといった意味で使う誤用もみられる。
痛む[用法]
[類語]痛むずきずきするしくしくするちくちくするひりひりするひりつくしみる差し込む痛める痛いきりきりずきんずきんがんがんぴりぴりちくり

ひひ・く【×疼く】

[動カ四]ひりひりと痛む。
垣下に植ゑしはじかみ口―・く」〈・中・歌謡

ひびら・く【×疼く】

[動カ四]ひりひり痛む。ずきずきする。
「切り焼くが如くうづき―・き」〈発心集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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