ちくちく(読み)チクチク

デジタル大辞泉 「ちくちく」の意味・読み・例文・類語

ちく‐ちく

[副](スル)
1 針などを浅く、繰り返し突き刺すさま。また、そのような痛みを断続的に感じるさま。ちくりちくり。「ちくちく(と)縫う」「心がちくちく(と)痛む」「とげがささってちくちくする」
2 聞く者の心に突き刺さるように、皮肉などを繰り返して言うさま。ちくりちくり。「ちくちく(と)いやみを言う」「ちくちく愚痴をこぼす」
3 物事が少しずつ積み重なるさま。徐々に。
「年々―に居留地を広めた事」〈西周・明六雑誌二三〉
4 こまぎれに連なるさま。こまごましたさま。
「車の残り参る、―と御支配あり」〈御湯殿上日記〉
[類語](1)ちくり・痛む・うずく・ずきずきする・しくしくする・ひりひりする・ひりつく・しみる・差し込む・痛める・痛い・きりきり・ずきんずきん・がんがん・ぴりぴり/(2)やいのやいの・ああ言えばこう言う・揚げ足を取る・あげつらう・言いたい放題・言い立てる・うるさい・うるさ型・鸚鵡おうむ返し・かき口説く・がたがた・がみがみ・くそみそ・くだくだ・ぐだぐだ・くだくだしい・口うるさい・口が減らない・口が悪い・口汚い・口さがない・口幅ったい・口任せ・口やかましい・くどい・くどくど・くどくどしい・クレーマー・けちを付ける・喧喧囂囂けんけんごうごう・口角泡を飛ばす・小うるさい・ごてごて・小やかましい・懇懇・嘖嘖さくさく・舌長・しちくどい・四の五の・重箱の隅をつつく・重箱の隅を楊枝ようじでほじくる・諄諄じゅんじゅん・針小棒大・ずけずけ・ずばずば・たらたら・喋喋ちょうちょう・丁丁発止・つべこべ・滔滔とうとう・どうのこうの・とやかく・なんのかの・ねちねち・ねっちり・ぶすぶす・ぶつくさ・ぶつぶつ・べちゃくちゃ・ぺちゃくちゃ・ぼろくそ・まくし立てる・回りくどい・耳に胼胝たこができる・蒸し返す・やいやい・やかましい・やかまし屋・催促がましい・せつく・迫る・要求する・強請する・強迫する・強談ごうだんする・催促する・催告する・責め立てる・せがみ立てる・急き立てる・急かせる・尻を叩く・矢の催促・目まぐるしい・忙しい・急・せわしい・せわしない・気ぜわしい・慌ただしい・きりきり舞い・東奔西走・てんてこ舞い・多忙・繁忙・繁多・繁劇・多事多端・多用・繁用・席の暖まる暇いとまもない・猫の手も借りたい・そそくさ・せかせか・性急・拙速・多端・忙殺・怱忙そうぼう・倥偬こうそう・怱怱そうそう・大忙し・取り紛れる・手が塞がる・目が回る・応接に暇いとまがない・心急せく・あくせく・こせこせ・ばたばた・せっかち・あたふた・気早・気早い・大わらわ・貧乏暇無し・甲斐甲斐かいがいしい・そわそわ・右往左往・慌てふためく・動き回る・ちょこまか・うそうそ・倉卒・押せ押せ・てんやわんや・ちゃかちゃか・浮き腰・もじもじ・もぞもぞ・まごまご・うろうろ・うろちょろ・おたおた・ふわふわ・ふらふら・頓狂・さっさ・浮うわつく・きょろきょろ・きょときょと・軽軽しい・軽軽けいけい・軽挙・軽挙妄動・そそっかしい・軽はずみ・手当たり次第・書き入れ時・立て込む

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精選版 日本国語大辞典 「ちくちく」の意味・読み・例文・類語

ちく‐ちく

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる )
  2. ① こまやかであるさま、こまぎれに次々に連なるさま、こまごましたさまなどを表わす語。
    1. [初出の実例]「道風・行成などのかなが世間に今も少々侍るは、ちくちくと候へば、鼠の足形のやうに有りし也」(出典:正徹物語(1448‐50頃)下)
    2. 「ヒトト chicuchicuto(チクチクト)シタ ケンクヮ コウロン ノロイゴト」(出典:懺悔録(1632))
  3. ② 量的に些細なことがだんだん積み重なるさま、また、小きざみな動きが繰り返されるさまを表わす語。すこしずつ。徐々に。
    1. [初出の実例]「ただちくちくと商(あきなひ)などをして」(出典:両足院本周易抄(1477)六)
    2. 「首は鶏の啄が如きぞ。首をちくちくとふるぞ」(出典:四河入海(17C前)二四)
  4. ③ 先のとがったものなどで、小きざみに繰り返し刺すさま、また、そういう痛みを感じるさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「Chikuchiku(チクチク) イタイ」(出典:和英語林集成(初版)(1867))
    2. 「粗いツィードのチクチクする感触」(出典:エオンタ(1968)〈金井美恵子〉一一)

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普及版 字通 「ちくちく」の読み・字形・画数・意味

【】ちくちく

ゆきなやむさま、躅(てきちよく)と同じ。

字通「」の項目を見る。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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