へたへた(読み)ヘタヘタ

デジタル大辞泉 「へたへた」の意味・読み・例文・類語

へた‐へた

[副]力が抜けて立っていられなくなるさま。「へたへた道端にしゃがみ込む」
[類語]なえなえよれよれへろへろへなへなしなしななよなよなよやかぐにゃぐにゃふにゃふにゃぶよぶよくにゃくにゃぐにゃっとくにゃっとくなくなぐなぐなぐにゃりぐんにゃりぐんなりしなやかふかふかふわふわふわっとふわりふんわりふっくらふくふくぷくぷくぷよぷよぷにぷにしんなりぷるんぷるぷるぷりぷりしこしこ

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精選版 日本国語大辞典 「へたへた」の意味・読み・例文・類語

へた‐へた

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 力が抜けて急に弱々しく倒れこむさま、また、そのような状態を表わす語。へなへな。べたべた。ぺたぺた。
    1. [初出の実例]「Fetafetato(ヘタヘタト)、または、ヘタト〈訳〉幅の広いものがバタリと倒れるさま」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「惚れまして厶んす ト抱着く。欲道へたへたとなって」(出典:歌舞伎・傾城筑紫𤩍(1814)一)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「へたへたに成行雲のあつさかな〈青猪〉」(出典:俳諧・青筵(1700)上)

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