しなしな(読み)シナシナ

デジタル大辞泉 「しなしな」の意味・読み・例文・類語

しな‐しな

[副](スル)
1 弾力があって、しないたわむさま。「しなしな(と)した柳の枝」
2 動きが、なよなよとしているさま。「しなしな(と)歩く」
[形動]
1 水分を失って張りがなくなるさま。「空梅雨で庭木がしなしなだ」
2 乾いていたものが湿気を帯びるさま。「しなしなになった海苔のり」
[類語]なえなえ・へろへろ・へたへた・よれよれ・なよなよ・なよやか・くなくな・ぐにゃぐにゃ・へなへな・ふにゃふにゃ・ぶよぶよ・くにゃくにゃ・ぐにゃっと・くにゃっと・ぐなぐな・ぐにゃり・ぐんにゃり・ぐんなり・しなやか・しんなり・ぷるん・ぷるぷる・ぷりぷり・しこしこ・ぷよぷよ・ふかふか・ふわふわ・ふわっと・ふわり・ふんわり・ふっくら・ふくふく・ぷくぷく・ぷにぷに・やわらか・やわらかい・柔軟・軟化・軟質・軟弱・柔い・やんわり・ソフト・マイルド・まろやか・穏やか・穏便・穏当・紳士的・婉曲えんきょく・甘美・快美・当たらず触らず・物柔らか・曖昧・ほどほど・控え目・ぼかす・ぼやかす・ぼやける・うやむや・メロー・柔和・温厚・温和・穏健・まったり・丸い・ゆるやか・軟調・やわ・しなう・しとやか・粘性・もちもち・とろとろ・ふくよか・嫋嫋じょうじょう・和やか・ほんわか・おおらか・大様おおよう・ハートフル・にこやか・ノンシャラン・緩い・緩める・円満・綽然しゃくぜん・ねんごろ・かわいらしい

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精選版 日本国語大辞典 「しなしな」の意味・読み・例文・類語

しな‐しな

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
    1. ① しないたわむさま、また、姿態や動きがなよなよとしているさまを表わす語。くなくな。しなくな。
      1. [初出の実例]「心に力を持たずして、しなしなと身をあつかふべし」(出典:花鏡(1424)先能其物成去能其態似)
    2. ② 張りのないさま。元気のないさま。
      1. [初出の実例]「其様にしなしなして居ちゃァならねへヨ」(出典:人情本・氷縁奇遇都の花(1831)上)
  2. [ 2 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙 階段状になっているさま。でこぼこなさま。
    1. [初出の実例]「右は平に左は(シナシナニ)して」(出典:猿投本文選正安四年点(1302))

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