しんなり(読み)シンナリ

デジタル大辞泉 「しんなり」の意味・読み・例文・類語

しんなり

[副](スル)軟らかいさま。しなやかなさま。「しんなりとしなだれかかる」「野菜をゆでてしんなりさせる」
[類語]なえなえへろへろへたへたよれよれしなしななよなよなよやかぐにゃぐにゃへなへなふにゃふにゃぶよぶよくにゃくにゃぐにゃっとくにゃっとくなくなぐなぐなぐにゃりぐんにゃりぐんなりふかふかふわふわふわっとふわりふんわりふっくらふくふくぷくぷくぷよぷよぷにぷにしなやかぷるんぷるぷるぷりぷりしこしこ

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精選版 日本国語大辞典 「しんなり」の意味・読み・例文・類語

しんなり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) しなやかなさま、たおやかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「しをれぬ白い椿の枝つき、しんなりとなく、葉もあつうこわくって」(出典:玉塵抄(1563)五)
    2. 「葉子はしんなりと立ち上って」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

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