しんなり(読み)シンナリ

デジタル大辞泉 「しんなり」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「しんなり」の意味・読み・例文・類語

しんなり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) しなやかなさま、たおやかなさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「しをれぬ白い椿の枝つき、しんなりとなく、葉もあつうこわくって」(出典:玉塵抄(1563)五)
    2. 「葉子はしんなりと立ち上って」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

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