( 1 )「なよ」は、「なよびか」「なよぶ」と同源か。「なよびか」「なよぶ」は、「源氏物語」では、人物の振舞い・筆跡等の、なよなよとした優美さを賛美して用いられている。これに対し「なよやか」「なよよか」「なよらか」は糊気のない衣服の優美さを賛美するという、限定的用法である。
( 2 )「なよらか」と「なよよか」に関しては、現存の写本では、「なよらか」は僅かで、大部分が「なよゝか」とある。「ら」と繰り返し記号の「ゝ」とは、誤写・誤認されて混同されやすいことを考慮すると、両語はもとは一語であったことが推測される。よって「なよやか」は、「なよらか」の「らか」と「やか」が交替した形として、南北朝期前後に発生したことが考えられる。
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...