コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アルタイ諸語 アルタイしょご Altaic languages

6件 の用語解説(アルタイ諸語の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アルタイ諸語
アルタイしょご
Altaic languages

チュルク諸語モンゴル語ツングース語の総称。この3つがアルタイ語族 Altaic familyを形成するか,あるいはアルタイ言語連合 Altaic Sprachbundを形成するにすぎないのかについては意見が分れている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

アルタイ‐しょご【アルタイ諸語】

Altaicトルコ中央アジア中国モンゴルシベリアなどの地域に分布する、チュルク語トルコ語)族・モンゴル語族・ツングース語族の総称。母音調和があり、語頭にrの音が立たず、膠着語(こうちゃくご)的特徴がある。朝鮮語日本語もこれに属するとの説もある。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

アルタイ諸語【アルタイしょご】

チュルク諸語モンゴル諸語ツングース諸語の総称。Altaic。シベリア地方や中国北部には3者の小方言が入り交じって散在するが,チュルク諸語トルコ共和国から中央アジア一帯に,モンゴル諸語モンゴル国を中心にバイカル湖付近や内モンゴル自治区に,ツングース諸語エニセイ川からレナ川上流地域を通ってオホーツク海沿岸や沿海州サハリン(樺太)に達するシベリア地方に,主として分布している。
→関連項目朝鮮語ハルハ

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

アルタイしょご【アルタイ諸語 Altaic】

トルコ語などチュルク語族の諸言語,モンゴル語などモンゴル語族の諸言語,満州語などツングース語族の諸言語の総称。これらの諸言語が互いに親族関係にあってアルタイ語族をなすとの説が有力で,さらに朝鮮語や日本語をも含めた親族関係が問題にされることがある。分布地域は広く,一部で重なり合いながら東ヨーロッパからシベリアに及ぶが,チュルク諸語は中央アジアを中心に東ヨーロッパ,中国西部,シベリアの南部・中部などに話されており,モンゴル諸語はモンゴル,中国の内モンゴル地方を中心に,ボルガ川中流,アフガニスタン,シベリアのバイカル湖付近などに分布する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

アルタイしょご【アルタイ諸語】

チュルク諸語・モンゴル諸語・ツングース諸語の総称。母音調和があること、膠着こうちやく語的特徴があること、語頭に r 音が立たないことなどの共通点がある。朝鮮語や日本語をこれに含める説もある。かつてはウラル-アルタイ語族と呼ばれていた。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界の主要言語がわかる事典の解説

アルタイしょご【アルタイ諸語】

チュルク諸語、モンゴル諸語、ツングース諸語の総称。西はバルカン半島から東はオホーツク海まで、ユーラシア大陸に広く分布する。これらの言語は母音調和といった音韻や膠着語的な性格などが類似していることから、共通の祖語から分化したとする説が早くから唱えられてきた。この系統にさらに朝鮮語日本語を位置づける説もある。一方、これらの諸言語間には、数詞や人体の部位といった基礎的な語彙(ごい)に一致がみられないことなどから、言語構造上の類似は長期にわたる接触の産物であるとして、共通の祖語を想定することには慎重な見方もあり、いずれも定説には至っていない。

出典|講談社
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のアルタイ諸語の言及

【日本語】より

…つまり日本語は〈膠着(こうちやく)的〉性格(膠着語)をもっている。これらの特徴は,朝鮮語(例:na‐nɯn〈私は〉 chɛ‐gɯl〈本を〉 ilgɯo〈読みます〉)やモンゴル語,トルコ語(例:oku‐t‐ul‐dı〈よま・せ・られ・た〉)などアルタイ系言語(アルタイ諸語)と共通している。 また日本語は複雑な敬語法にしばられていて,普通形〈たべる〉が尊敬形〈おたべになる〉のように形態的に変化する。…

【ラムステッド】より

…その後,おびただしい研究の発表があるが,それらはすべて数次にわたるアジアの諸地方の研究旅行および滞在の成果である。著述のうち有名なものは,《カルムイク語辞典》《朝鮮語文法》《朝鮮語語源辞書》などであるが,学説として最も注目すべきは,アルタイ諸語の系統論である。たとえその学説にはいろいろの反対があろうとも,その歴史的地位は長く記憶されるであろう。…

※「アルタイ諸語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

アルタイ諸語の関連キーワードチュルク諸語ツングース語ツングース語系諸族モンゴル語ツングース諸語蒙古コーカサス諸語ツングース・満州諸語トゥングース諸語蒙古諸語

今日のキーワード

太陽系外惑星

太陽以外の恒星を回る惑星。その存在を確認する方法として、(1)惑星の重力が引き起こす恒星のわずかなふらつき運動を、ドップラー効果を用いて精密なスペクトル観測により検出する、(2)惑星が恒星の前面を通過...

続きを読む

コトバンク for iPhone