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エプロン apron

翻訳|apron

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

エプロン
apron

テーブルクロス,ナプキンの意のラテン語 mappaに発した英語で,前掛け前垂れの意。衣服の汚れを防ぐため,または装飾品として,基体となる衣服の上に重ねて着ける男女両用の付属的衣服の一種。防汚用はおもに厚手木綿,皮,合繊,ギンガム,防水加工布,オイルクロスなど,装飾用はウール,タフタオーガンディなどでつくられる。ウエストから下部だけのものと,胸当てがついているものとがあり,つけ紐やベルトで装着する。祖型はすでに古代エジプトにみられるが,今日のものは 13世紀から登場し,労働者や家事従事者などに用いられた。のちには装飾品として発達し,17~18世紀に女性間で流行。丈は長短さまざまで,レース,刺繍,フリルなどで飾られた。ほかに,無蓋馬車に乗る際の膝掛け,法衣の前垂れ,張出し舞台,靴の甲を包む部分などの意味もある。

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デジタル大辞泉の解説

エプロン(apron)

衣服の汚れを防ぐため、胸からひざ、または腰から下を覆う洋風の前掛け。
飛行場で、旅客の乗降や貨物の積み降ろし、整備点検などを行うため、航空機が停留する区域。
ゴルフで、フェアウェーからグリーンへの入り口になっている斜面。花道。
エプロンステージ」の略。

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リフォーム用語集の解説

エプロン

浴槽の外周の立ち上がり部分(垂直部分)のうち、浴槽と同じ仕上げが施されている部分。エプロンのつき方で、1方半エプロン・2方半エプロン・1方全エプロン・2方全エプロン・エプロンなしなどの種類がある。2方半エプロンとは、半埋込タイプの浴槽用で浴槽の外周4面のうち、2面にエプロンがついているもの。→浴槽

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世界大百科事典 第2版の解説

エプロン【apron】

衣服の保護,装飾のために身体の前面を部分的に覆い,労働衣,制服などに用いられる布。基本的には垂らす,巻くの形で,袖はつかない。クレタ文明彫像にあらわれ,西欧中世では農民,職人,料理人,召使女などの作業衣として不可欠のものとなり,ベルトに道具を挟んだり,ポケットをつけて物を運んだりした。石工は皮革,召使女は白麻製というように,職業により素材,色,大きさなどが区別され,15世紀ドイツのライン川中流域では,女性の短いエプロンが禁止されるなど,奢侈禁止令の対象になった。

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大辞林 第三版の解説

エプロン【apron】

衣服の保護のために胸または腰から膝ひざへかける洋風の前掛け。
飛行場で、格納庫の前の広場。また、乗客の乗降などのために飛行機を止める広場。
エプロン-ステージの略。

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家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

エプロン【apron】

浴槽外側の垂直に立ちあがっている面。またはそこにつけられた仕上げパネル。
建物周囲で、張り出すように舗装された部分。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

エプロン
えぷろん
apron

前掛け、前垂れのこと。防護や防水を目的とした膝(ひざ)掛けの類から、民族衣装にみられるような装飾傾向の濃いものまでさまざまなものがある。服飾全般のなかで、この前掛け類はもっとも原型的衣服といえるもので、その単純なものはすでに先史人や古代エジプト人の間にみられる。初期には木の葉、樹皮、獣皮などが用いられていたが、歴史時代に入って皮革、布地が一般的となった。
 ヨーロッパで上流婦人のドレスの一部に加わって、その装飾に不可欠の役割を果たすようになったのは16世紀以降のことである。17世紀にはフォーマルな婦人服の一要素として流行を示し、レースなどの上質な材質が選ばれ、刺しゅうや縁どりにダイヤモンド、パールをはじめさまざまな宝石類を留め付けたものも現れた。18世紀は装飾的エプロンの最盛期で、もっとも華美なものの代表例としてマリ・アントアネットが用いたレース、リボン、生花、造花、それに真珠で飾られた絹のエプロンがある。現代では装飾用のエプロンより、実用性に重点を置いたもののほうが主流を占めているが、日常生活に潤いや夢を与えるような楽しいデザインのものも求められ、喜ばれている。また形、大きさは、時代のドレスの流行、とくにスカートの長さ、形に関連している。
 語源はラテン語のナプキン(食卓を覆う布)を意味するmappaであり、フランス語に入ってnappe、中世英語でnapronとなり、an apronに転化したもの。[菅生ふさ代]

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世界大百科事典内のエプロンの言及

【海底地形】より

…鞍部saddle海嶺の中または近接する海山の間にあり,鞍状をなす低い部分。 エプロン斜面apronarchipelagic apron―とくに島嶼や海山の群れのまわりにみられる緩い斜面で,ふつう滑らかな海底面を有する。 海脚spurある大きな地形から伸び出す従的な高まり,海嶺または海膨。…

【空港】より

…空港によっては出発機と到着機を同時に走行させるため2本の併行誘導路をもつところもある。 駐機場はエプロンapronまたはランプrampとも呼ばれ,ターミナルビルの前や整備地区に接して設けられた広場で,貨客の積卸し,給油,点検・整備,駐機などを行うための場所である。駐機場には航空機を停留させるため一定の駐機点(スポット)が設けてあり,大型空港ではこれを100ヵ所以上もつところも少なくない。…

【衣服】より

…南アメリカのポンチョは頭を通す穴だけをあけた形である。腰衣型は古代エジプトなどの地中海沿岸や熱帯地方に見られ,腰部から下部を覆う衣服で,別名エプロンとも称される。インドネシアなどのサロン,ミャンマーのロンギlongiなどがある。…

※「エプロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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