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オフセット印刷

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ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

オフセット印刷

書籍や商業印刷物(パンフレットなど)の印刷で一般的に利用される印刷方式のひとつ。平版の版上に油のなじみやすい部分と水になじみやすい部分を化学的に作成し、油になじみやすい部分にインクをのせて紙に転写する仕組み。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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デジタル大辞泉の解説

オフセット‐いんさつ【オフセット印刷】

オフセット2

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百科事典マイペディアの解説

オフセット印刷【オフセットいんさつ】

画線部と非画線部が同一平面上にある平版を用い,版面から直接紙に印刷せず,いったんゴム材に転写し,それを紙に印刷する方法がオフセット印刷で,現在平版印刷といえばオフセット印刷を指す。
→関連項目印刷業孔版印刷写真植字写真製版ヒート・セット・インキプロセス平版モノタイプライノタイプリトグラフ輪転機

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世界大百科事典 第2版の解説

オフセットいんさつ【オフセット印刷 offset printing】

版面から直接に紙に印刷する普通の印刷法に対し,版面からゴムブランケット呼ばれるゴム布にいったん転写し,それを紙面に印刷する間接的な印刷方法をいう。凸版形式の版を用いるものもあるが,現代の平版印刷がほとんどオフセット印刷になっていることから,単にオフセット印刷といえば,平版からインキをゴムブランケットに転写し,それから紙面に印刷する方法を指す(図参照)。オフセットの場合,一度転写されたものを紙に移すため,版模様はでき上がる印刷物と同じ向きでよい。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

オフセット印刷
オフセットいんさつ
offset printing

平版印刷の一種。平らなアルミ板あるいは亜鉛板に感脂性の樹脂で文字や絵柄を描き,できあがった版に水をつけてから油脂性のインキを画や線の部分に付着させる。このようにして整えられた版胴の上のインキをゴムブランケットを巻付けた転写胴に写しとったうえ,さらに紙またはその他の物体に印刷する方法。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

オフセット印刷
おふせっといんさつ
offset printing

印刷版から直接紙に印刷せず、一度ゴム布(ゴムブランケットという)に印刷してから紙に印刷する方法。版は一般に平版(へいはん)を用いる。したがって印刷機の主要機能は、版に湿し水を与えること、インキを与えること、インキを版からゴムブランケットに移すこと、ブランケットから紙にインキを移すことなどである。一般に品質の高い印刷物を作製するときは枚葉印刷機(A判、B判など一定のサイズに断裁された紙=枚葉紙に印刷する機械)を用い、スピードを必要とするときは巻取紙を使うオフセット輪転機を利用する。
 1904年、アメリカのルーベルIra Washington Rubel(1846―1908)は、平版印刷機にゴム布を巻き付けた円筒を追加しオフセット印刷すると、きれいな印刷物を得ることを偶然発見、特許をとった。ゴム布を中間物として印刷するから、粗面の紙や金属板(ブリキ板)にもよく印刷できること、大判の紙にもカラー印刷が経済的にできることなどの理由から、広く利用されるようになった。とくに第二次世界大戦後、カラー印刷の需要が増えて以来、ほかの方法、つまり原色版は製版代が高く印刷速度が遅いこと、グラビアは製版工程が複雑で印刷設備が大掛りであることなどの理由があって、オフセット印刷が大いに利用されるようになった。カラーインキも進歩し、鮮やかな4色のカラー印刷が容易にできるようになり、色刷りといえばオフセットというほど盛んになった。また、文字印刷の主流であった活版は、鉛活字を使うこと、版の重量が重いこと、印刷速度が遅いことなどの欠点があったので、1960年ごろから写真植字や電算植字が多用され、その後はDTP(デスクトップ・パブリッシング)が使われるようになった。コンピュータを使うDTPデータも平版としてオフセット印刷すると効果がよいので、パンフレット、カタログ、文庫本や書籍などもオフセット印刷が主流である。一方、簡易な印刷は謄写版で印刷し軽印刷ともよばれたが、いまではオフセットを利用し、かつて活版が主流であった新聞も1980年代以降大部分オフセット化されている。[山本隆太郎・中村 幹]
『日立印刷編著『オフセット印刷ガイドブック よりよい印刷物を作るために』(1983・印刷学会出版部) ▽三菱重工業三原製作所編著『オフセット印刷機械の仕組みと正しい運転』(1992・日本印刷新聞社) ▽日本印刷技術協会編・刊『オフセット印刷技術作業基本マニュアル』(1994) ▽日本印刷技術協会編・刊『オフセット印刷技術――作業手順と知識』増補改訂版(2009)』

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