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カンピナス Campinas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

カンピナス
Campinas

ブラジル南東部,サンパウロ州東部の都市。州都サンパウロ北西約 90kmの高原地帯にあり,標高約 690m。 18世紀に建設され,19世紀この地方にコーヒー栽培が導入されるとともにコーヒー地帯の中心地として発展。その後急発展してきたサンパウロとサントスに押されるようになったが,背後に肥沃な大農業地帯を控えて,現在もコーヒー,柑橘類,ココア,サトウキビなどの集散地として重要。市内には大規模な実験農場をもつ農業研究所や,カンピナス・カトリカ大学 (1941) ,州立カンピナス大学 (62) などがある。工業も盛んで,冶金,織物,食品加工,農機具,モーターなどの工場が立地する。サンパウロとブラジリアを結ぶ幹線道路に沿う交通の要地で,鉄道,道路が分岐し,サンパウロの国際空港であるビラコポス空港もある。人口 96万 801 (1990推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

カンピナス(Campinas)

ブラジル南東部、サンパウロ州の都市。州都サンパウロの北西約80キロメートル、標高約700メートルの高原に位置する。コーヒーを産し、集散地として発展。日系人が多く居住。カンピーナス。

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世界大百科事典 第2版の解説

カンピナス【Campinas】

ブラジル南東部,サン・パウロ州で2番目に大きい都市。人口74万8076(1991)。州都サン・パウロの北方105kmにある内陸都市で,18世紀に奥地開発の宿場として始まり,19世紀中葉のコーヒー熱と共に急成長,1890年頃まではサン・パウロ市と優位を争う勢いがあった。現在では州都に集中する工業を分散するための最大の拠点となっている。近くに国際空港があり,農業研究所,州立大学が有名である。【前山 隆】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

カンピナス
かんぴなす
Campinas

ブラジル南東部、サン・パウロ州東部にある同州第三の都市。人口96万9396(2000)。サン・パウロの北北東100キロメートル、標高700メートルの高原に位置し、コーヒーの重要な取引地として発展した。コーヒー、砂糖、綿花、大豆、オレンジなどを生産する広大な農業地域を後背地にもつ。アメリカ系、ドイツ系、日系の工場が多く進出し、機械、薬品、農機具などの工業が発展している。日系人の活躍の重要な舞台として知られる。陸軍士官学校、同国最大の農事試験場などの施設がある。[山本正三]

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