翻訳|carbon paper
カーボンブラックなどの顔料や染料を蠟や油に混ぜて原紙(カーボン原紙)の片面または両面に塗布した複写用薄葉紙。強い筆圧によっても破れないような強度が要求される。さらしクラフトパルプを高度に叩解(こうかい)した39g/m2前後の不透明度の高い紙を使用する。1回だけ使用するシングルユースカーボン紙と多数回使うマルチプルユースカーボン紙があり,前者のうち,ワックス型複写紙(スポットカーボン紙)と呼ばれるものは必要部分だけに塗布(スポット印刷)したものである。タイプライターカーボン紙は10~30回の使用に耐える強度が必要であり,麻を原料としている。最近はノーカーボン紙(感圧複写紙)に押されている。
執筆者:臼田 誠人
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新