コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ガルバーニ ガルバーニ Galvani, Luigi

6件 の用語解説(ガルバーニの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ガルバーニ
ガルバーニ
Galvani, Luigi

[生]1737.9.9. ボローニャ
[没]1798.12.4. ボローニャ
イタリアの解剖学者,生理学者。ボローニャ大学で医学を学び (1759) ,同大学講師 (62) ,同教授 (75) 。ボローニャ科学アカデミー総裁 (72) 。晩年はチザルピーナ共和国の統領となったナポレオンへの忠誠を誓わなかったためにすべての職を追われ,失意と貧困のなかで死んだ。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

ガルバーニ(Luigi Galvani)

[1737~1798]イタリアの解剖・生理学者。カエルの足が金属と接触すると痙攣(けいれん)が生じることを発見し、生物電気の研究や電気学に道を開いた。また、これは2種の金属による電気の発生であると批判するボルタが電池を発明する端緒となった。ガルバニ。→ガルバーニ電池ボルタ電池

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

ガルバーニ

イタリアの医学者。ボローニャ大学で神学と医学を修め,同大学の解剖学教授となる。カエルの足の実験から生物電気を発見,その原因をめぐって物理学者のA.ボルタと論争した。
→関連項目リッター

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ガルバーニ【Luigi (Aloisio) Galvani】

1737‐98
イタリアの解剖学・生理学者。ボローニャ大学の解剖学教授。初期には鳥の腎臓や耳の解剖学的研究があるが,一般的には電気生理学の創始者として知られている。動物電気の存在は発電魚等を通じて古代より知られていたし,すでにフランスの物理学者ノレJean Antoine Nollet(1700‐70)らによって実験的に確証されてもいた。彼の研究の端緒となったのはカエルの神経‐筋標本が火花放電によって痙攣(けいれん)したという発見である。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

ガルバーニ【Luigi Galvani】

1737~1798) イタリアの解剖学者・生理学者。解剖された蛙の脚が金属片の接触によって痙攣けいれんする現象を観察、これを筋肉中の生物電気によるものとする考えを示し、生体の電気現象の研究に道を開いた。一方、この現象の解釈をめぐる論争が、ボルタの電池発明にきっかけを与えた。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ガルバーニ
がるばーに
Luigi Galvani
(1737―1798)

イタリアの解剖学者、生理学者。動物電気の発見で知られる。1759年、ボローニャ大学で哲学、医学の学位を得て医者となる。1766年に解剖学博物館の管理者に任命され、1768年ボローニャ大学の講師、1775年解剖学准教授となり、1782年には科学研究所の産科学教授。1762年の骨の発達についての論文や1775年の鳥の耳の構造についての論文など解剖学において業績をあげたが、その後は生理学、とくに神経と筋肉の研究を行い、1780年代後半には、カエルの足を用いた電気刺激の研究へと進んだ。そのおり、起電機、ライデン瓶から直接に放電を受けないのに、カエルの足にけいれんが生じることを発見した。また雷(大気中の放電)のときにも生じることを実験で確かめた。しかも、鉄の格子に真鍮(しんちゅう)の鉤(かぎ)でカエルの足をつるしておくと、晴れた日でもけいれんが生じることに気づいた。これを研究し、神経や筋肉中に動物特有の電気が存すると解し、ライデン瓶のように筋肉中にたまった電気が金属で回路がつくられたとき放電したと説明する。1791年に『筋肉運動における電気の作用に関する覚書』として出版した。この解釈については、ボルタが2種の金属の接触による電流の発生であると批判し、1790年代に論争が行われたが、1800年にボルタが電池を発明して決着をつけた。動物電気の考えは1840年代にデュ・ボア・レイモンによって発展させられた。[高田紀代志]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のガルバーニの言及

【生体電気】より

…生物に見られる発電現象をいう。生体電気という言葉はイタリアの生理学者L.ガルバーニによって最初に用いられた(1786)。彼はカエルの筋肉が2種の金属をつないだもの(電気ピンセット)に触れると収縮が起こることを発見し,その原因は生物電気であると説明した。…

※「ガルバーニ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

ガルバーニの関連キーワードファロピオボローニャ大学モルガーニエミリアロマーニャナイト・オブ・ボローニャボローニャ市立劇場管弦楽団ボローニャ セルロイドボローニャ ディバインボローニャ・パッションフェッリ

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

ガルバーニの関連情報