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ケンドルー ケンドルーKendrew, John Cowdery

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケンドルー
Kendrew, John Cowdery

[生]1917.3.24. オックスフォードシャー,オックスフォード
[没]1997.8.23. ケンブリッジシャー,ケンブリッジ
イギリスの生化学者。 1939年ケンブリッジ大学を卒業後学位取得,同大学で分子生物学の研究にたずさわり,M.ペルツとともに蛋白質分子の微細構造の解明に努めた。 1960年,X線回折と電子計算機の力をかりて,ミオグロビンを構成するアミノ酸の三次元モデルを示すことに成功。ヘモグロビンの構造を解明したペルツとともに,62年ノーベル化学賞を受賞した。 71年国防省科学審議会議長,81年オックスフォード大学のセント・ジョンズ・カレッジの学長に就任。

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デジタル大辞泉の解説

ケンドルー(John Cowdery Kendrew)

[1917~1997]英国の化学者・生物学者。結晶たんぱく質のX線解析により、たんぱく質の分子構造を明らかにした。1962年、ペルツとともにノーベル化学賞受賞。ケンドリュー。

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百科事典マイペディアの解説

ケンドルー

英国の化学者。ケンブリッジ大学卒後,キャベンディシュ研究所ブラッグの指導のもとに研究。X線解析により球状タンパク質であるヘモグロビン,ミオグロビンの構造を研究,ペプチド鎖のα‐らせんの実在を証明し,その立体構造を決定した。

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大辞林 第三版の解説

ケンドルー【John Cowdery Kendrew】

1917~1997) イギリスの物理化学者。結晶タンパク質の X 線解析の方法と理論を開拓、ミオグロビンの立体構造を解明した。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケンドルー
けんどるー
John Cowdery Kendrew
(1917―1997)

イギリスの物理化学者、分子生物学者。オックスフォードに生まれる。ケンブリッジ大学で化学を学び、卒業後、第二次世界大戦中は空軍に入り、レーダーの研究やオペレーション・リサーチに参加。戦後、大学に戻り、W・L・ブラッグのもとでM・ペルツとともに改良を加えたX線解析を用いて結晶タンパク質の構造解析という前人未到の分野を開拓した。1958年にタンパク質ミオグロビンの結晶の概略的な三次元モデルを提出、2年後に完全な分子構造を明らかにした。この研究により1962年ペルツとともにノーベル化学賞を授与された。ペルツとともに創設したケンブリッジ大学医学研究会議所属分子生物学研究所の副所長を1975~1982年まで務め、ハイデルベルクにあるヨーロッパ分子生物学研究所総裁などを歴任した。[宇佐美正一郎・宇佐美 論]

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