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ケール ケールkale

翻訳|kale

百科事典マイペディアの解説

ケール

西ヨーロッパの海岸地方原産で,古く渡来し,明治時代に再導入されたアブラナ科の野菜。羽衣甘藍(かんらん)とも。キャベツの一種で,結球しない。葉はロゼット状に出,形や色は多様である。

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世界大百科事典 第2版の解説

ケール【kale】

ハゴロモカンラン(羽衣甘藍),リョクヨウカンラン(緑葉甘藍)ともいう。アブラナ科のキャベツと同一種とされる一~二年草。キャベツとはちがい,結球せず,茎が立ち,上部に密生した葉を形成する。葉は長楕円形ないし円形で,葉縁に欠刻のあるものやパセリのように葉のちぢれるものなどがある。原産地イタリアの海岸から山地にかけてで,ケルト人によりヨーロッパに広められた。日本へは古く伝わったとされ,明治初年に改めて導入されたが,野菜としての発達は遅れている。

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大辞林 第三版の解説

ケール【kale】

アブラナ科の一、二年草。キャベツの類だが結球せず茎が立ち、葉は長楕円形・円形で茎の上部に密生する。料理の飾りに用い、また、しぼった青汁を飲用する。飼料にも用いる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケール

キール」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ケール
けーる
kale
[学]Brassica oleracea L. var. acephala DC.

アブラナ科の多年草。キャベツの1変種で結球しない。葉が縮緬(ちりめん)状になる系統をケール(ハゴロモカンラン)といい、葉の縮みのないものをコラードcollard(カキバカンラン)というが、かならずしも明確に区別されず、一般にケールとよばれている。多くのタイプがあり、茎の肥大するものはマローケール、茎が立つ系統はツリーケールという。日本には江戸時代に渡来したが、食用としては発達せず、現在のケールは明治以降に改めて導入されたものである。若い葉を摘んで煮物やサラダにし、最近は青汁用として一般家庭でもつくられる。飼料用にもされる。[星川清親]

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世界大百科事典内のケールの言及

【ハボタン(葉牡丹)】より

…冬,花壇の唯一の材料として広くつくられているアブラナ科の草本(イラスト)。原種は江戸時代に日本に渡来し,オランダ菜と呼ばれていた不結球の緑葉のキャベツで,その後冬を迎えて着色するものに改良された。現在では,その系統により,丸葉種(東京ハボタン)とちりめん葉種(名古屋ハボタン)に分けられるが,中間雑種は大阪ハボタンと称され,両者の特性を相半ばしてそなえている。最近キョウナ(京菜)との間に交配が行われて葉が細く切れた切れ葉もあらわれ,また鉢植用に矮性(わいせい)種も作出されている。…

※「ケール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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