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コトル Kotor

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コトル
Kotor

モンテネグロコトル湾に臨む港町。背後にロブツェン山 (1749m) を控え,古代ローマ時代から要塞の町として交易・商業が栄えた。ビザンチン帝国下では自治都市,1186年から 1371年にはセルビアにおける自由都市となる。その後一時期ベネチア,ハンガリー支配を受けたが,1395年から 1420年までは独立国だった。以降 18世紀後半までベネチアに所属したが,オスマン帝国の侵攻後,1918年までフランス,オーストリアの支配下に入った。交易の中心地であったことを背景に聖トリフォン大聖堂をはじめとする歴史的建造物が多く残り,中世の面影を残している。 1979年の地震で大きな被害を受け,1991年からの内戦で再び損害を被った。 1979年コトル湾を含む周辺の自然とともに世界遺産の文化遺産に登録された。人口 5900 (2003推計) 。

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デジタル大辞泉の解説

コトル(Kotor)

モンテネグロ西部の都市。アドリア海東岸の複雑に入り組んだコトル湾の最奥部に位置し、背後に標高1749メートルのロブツェン山を擁する。紀元前より天然の良港で知られ、交易都市として栄えた。堅固な城壁に囲まれた旧市街には、聖トリフォン大聖堂をはじめ、ベネチア共和国時代の歴史的建造物が残っている。1979年と2003年に「コトル地方の歴史的建造物と自然」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

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百科事典マイペディアの解説

コトル

モンテネグロ西部にある都市。アドリア海に面した港町で,天然の要塞としてローマ時代から多くの国々が支配権を争った。中世には芸術と商業の盛んな自治都市として繁栄。町は城壁で囲まれ,宮殿や4つのローマ・カトリック教会,12世紀の建造の聖トリフォン大聖堂などがあり,中世の町並みを残している。

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