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コンスタンタン constantan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

コンスタンタン
constantan

銅 50%,ニッケル 50%を基本とする固溶体合金。抵抗率が 48μΩ・cmと大きく,その温度による変化が小さいので,標準抵抗線として電気計器抵抗線ひずみ計などに使われる。またこれを鉄,ニッケル,と組合せた熱電対は 0.05~0.06mV (1℃あたり) の大きい熱起電力を示すので,800℃程度までの比較的低温度用熱電対温度計として用いられる (JISの熱電対E,J,Tの-極材料に相当) 。メーカーによりアドバンスコペルユーレカ,アイデアルなど異称が多い。

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百科事典マイペディアの解説

コンスタンタン

ニッケル40〜50%の銅合金で,元来は商品名。温度による抵抗の変化がきわめて小さい。熱起電力(ゼーベック効果)が大きく,銅または鉄などと組み合わせて熱電対(ねつでんつい)に用いる。
→関連項目熱電温度計

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栄養・生化学辞典の解説

コンスタンタン

 銅60%,ニッケル40%の合金のこと.銅と組み合わせてサーモエレメントを作ることができる.

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世界大百科事典 第2版の解説

コンスタンタン【constantan】

熱電対あるいは電気抵抗用の線として使われる銅‐ニッケル合金。ニッケル量は40~50%程度である。銅,鉄あるいはクロメル線と組み合わせて熱電対とし,起電力を測って温度測定用に使われる。また,それ自身で電気抵抗用としての用途もある。コンスタンタンの名称は今日広く用いられているが,かつてはイギリスの会社の商品名であった。【大久保 忠恒】

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大辞林 第三版の解説

コンスタンタン【constantan】

銅55パーセント、ニッケル45パーセントの合金。電気抵抗率が高く、温度による抵抗値の変化が少ないので、抵抗器などに使用。また、熱起電力が高いので銅などと組み合わせて熱電対に用いる。商標名。

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