サシ(英語表記)Sacy, Antoine Isaac Silvestre de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サシ
Sacy, Antoine Isaac Silvestre de

[生]1758.9.21. パリ
[没]1838.2.21. パリ
フランスの東洋学者。 1795年のパリ東洋語学校開設に際しアラビア語の講座を担当,次いでコレージュ・ド・フランスのペルシア語教授,パリ大学学長,東洋語学校校長を歴任。政治にも関係し,王政復古派に属した。主著『アラビア語文法』 Grammaire arabe (2巻,1810) は後世に大きな影響を及ぼした。ほかに『アラビア名文集』 Chrestomathie arabe (3巻,1806) などの著作がある。

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デジタル大辞泉プラスの解説

サシ

錦鯉の飼育用語のひとつ。鯉の頭の周辺部で、地のの下に別の色の鱗がし込んだ部分をさす。紅白であればサシはピンク色になる。成長につれて見えにくくなり、キワがしっかりとした模様が浮かび上がってくる。

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世界大百科事典 第2版の解説

さし【サシ】

能の用語。謡事(うたいごと)小段の一つ。七五調の4~10句ほどからなる韻文の楽曲。旋律やリズム感に乏しく,リズムは地拍子(じびようし)の法則に合わない。叙景や述懐などを内容とし,文意を主にさらさらと謡われる。この楽曲の〈上音〉は他の上音より音高が低く,〈サシ上音〉と呼ばれる。サシは流派により〈サシコエ〉(指声)ともいうが,この用語は声明(しようみよう)や平曲で,リズムの変化がなくさらさらと歌われる楽曲を意味する。

サシ【Louis‐Isaac Le Maistre de Sacy】

1613‐84
フランスの宗教家,文学者。本名はルメートル・ド・サシであるが,しばしばサシと略称される。ポール・ロアイヤル運動の立役者であったアンジェリック・アルノー,アントアーヌ・アルノーの甥。1649年司祭に叙せられ,ポール・ロアイヤル・デ・シャンの修道女と隠士たちの霊的指導にあたる。パスカルも一時彼の指導を受けたが,その内容の一端は《サシ氏との対話》によってうかがわれる。彼はまた,テレンティウスの喜劇などの翻訳も手がけたが,特にポール・ロアイヤルで準備されていた聖書の仏訳事業に参加し中心的な役割を果たした。

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