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サッカラ サッカラ Saqqarah

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サッカラ
サッカラ
Saqqarah

エジプト,カイロ南方約 24kmのナイル川左岸にある小村の名で,エジプト古王国時代ピラミッド所在地としてギザ,アブシール,ダハシュールと並んで有名。ここには,エジプト最古の石造建築である第3王朝ジョセル王の階段式ピラミッド (ステップ・ピラミッド) をはじめ 10あまりのピラミッド群,第5王朝のティ,第6王朝のカゲムニ,メレルカなどの多数のマスタバなどが現存する。

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デジタル大辞泉の解説

サッカラ(Saqqara)

エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群。古都メンフィスネクロポリス。現在の首都カイロの南約30キロメートルに位置する。世界最古とされるジェセル王のピラミッドをはじめ、テティ王のピラミッドウナス王のピラミッド、および王朝に仕えた宰相や貴族のマスタバ群などが、南北7キロメートル、東西2キロメートルにわたって点在する。1979年、「メンフィスとその墓地遺跡、ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の名称で世界遺産文化遺産)に登録された。サッカーラ。

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百科事典マイペディアの解説

サッカラ

エジプトのカイロの南25km,ナイル川の西岸にある遺跡。古代エジプトの都メンフィスを見おろす台地にあり,多くのマスタバ(墳墓)や階段状のピラミッドが点在する。

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世界大百科事典 第2版の解説

サッカラ【Ṣaqqāra】

エジプト北部,メンフィス西方の台地に広がる遺跡名。東西0.8~1.8km,南北7~8kmの範囲に墓地群が展開し,南北2地域に大別される。北地域の中心は最古のピラミッドである第3王朝ジェセル王の階段ピラミッドである。このピラミッドは初めマスタバとして計画されたが,6度に及ぶ変更の後,6段の階段ピラミッドとなった。北側にはイムヘテプの手になった王の葬祭殿が,南西には王のセド祭のための建築物群が置かれる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サッカラ
さっから
Sakkara

カイロの南約28キロメートル、ナイル川西岸に広がる古代エジプトの墓地。南北約7キロメートル、東西約2キロメートルにわたるこの墓地には、第1王朝からプトレマイオス王朝に至るあらゆる時代の古代エジプトの墓がある。地名はこの地方の初期の墓地神ソカリスに由来するようである。墓は、古代エジプトののちも、ローマ時代やキリスト教初期にもここに築かれた。したがって、エジプト全土の中で、面積においても時間の長さにおいても第一の墓地である。初期王朝のものには第1王朝のアハ王、ヘマカ王のマスタバ(腰掛形墳墓)などがある。ピラミッド時代の巨大石造建築物に、第3王朝のジョセル王の階段ピラミッド、第5王朝のウセルカフ王とウナス王のピラミッド、第6王朝のテティ王のピラミッドがある。発掘は絶えず行われ、注目すべき成果が得られている。その一つに、1975年発見の、王となる前のホルエンヘブ将軍(第18王朝)の墓がある。[酒井傳六]

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世界大百科事典内のサッカラの言及

【モザイク】より


[古代]
 メソポタミア最南部,ウルクの神殿(前4千年紀後半)には,柱などにテラコッタの小片による幾何学文のモザイク装飾が施されている。またエジプトでは,ピラミッドの墓室の壁に色タイルを並べる装飾が施されることがあった(サッカラ,ジェセル王の階段ピラミッド,前27世紀末ころ)。モザイクの技法による具象的な絵画が描かれるようになるのは,ヘレニズム時代と考えられる。…

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