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サンバー さんばー Sambar

翻訳|Sambar

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知恵蔵2015の解説

サンバー

富士重工業の軽自動車
サンバー」の車名は、英語で「大鹿」に由来する。
1961年に発売が開始され、2012年2月28日、群馬製作所本工場(群馬県太田市)で最後の生産が終了した。富士重工業では、「乗用車経営資源を集中させ、個性的な中堅メーカーとして国際競争を勝ち抜くため」としている。
1953年創業の富士重工業は、58年に「てんとう虫」の愛称で親しまれ、日本の国民車と絶賛された軽自動車「スバル360」を発売。その後、サンバーなど、54年間で延べ9車種、約796万8千台の軽自動車を生産した。中でもサンバーは、バンとトラックの2車種を展開し、運送用として長い間人気を集めた。
サンバーの特徴は、リアエンド部にエンジンを搭載した「リアエンジン」レイアウトを一貫して採用してきたことにある。このため、エンジンと運転席との距離を長くとることができ、ドライバーに振動が伝わりにくく、乗り心地が良く、エンジン音も静かになるという特徴がある。また、エンジンのある後輪に常に荷重がかかるため、登坂時やブレーキ時にも安定した走りを確保できる。
この他、3気筒エンジンに比べて、静かで振動も少ない4気筒エンジンの採用や、4輪独立サスペンション導入による安定した走行などにより、商用車としては大きな快適性を実現してきた。
また、運転席を前輪の上に、エンジンを後輪の後ろに配置した、フルキャブ・リアエンジン構造により、大きな荷室を確保していることも、商用車として大きなアドバンテージの一つである。
ラインアップには、軽商用車としては数少ない過給機付エンジン搭載モデルもあり、パワフルな走りが可能となっている。このような特徴から、サンバーは全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会(赤帽)の専用車両としても活躍している。これは、「普通のエンジンでは赤帽の業務に耐えられない」という赤帽からの要求に富士重工業が応え、国土交通省の型式指定認可を受けて製作したものであった。

(葛西奈津子  フリーランスライター / 2012年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

サンバー(sambar)

シカ科の哺乳類。大形で全身濃褐色、斑点はない。くびに粗い長毛をもつ。森林にすみ、水浴び・泥浴びを好む。アジア南部から南東部に分布。水鹿(すいろく)。

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百科事典マイペディアの解説

サンバー

スイロクとも。偶蹄(ぐうてい)目シカ科。肩高60〜140cm,体重230〜270kg,角の長さ100cmに達する。体毛は暗褐色,白斑をもたない。雌と子どもは雄より淡色。

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デジタル大辞泉プラスの解説

サンバー

スバル(富士重工業)が1961年から製造、販売している軽自動車。5ドアの小型ワンボックス、および2ドアのトラック。

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大辞林 第三版の解説

サンバー【sambar】

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

サンバー
サンバー

スイロク」のページをご覧ください。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サンバー
さんばー
sambar
[学]Cervus unicolor

哺乳(ほにゅう)綱偶蹄(ぐうてい)目シカ科の動物。インド、スリランカ、東南アジア、台湾などに分布する大形のシカである。暗褐色で毛は粗く、雌雄ともに頸部(けいぶ)に長毛をもつ。分布域が広いため体格にも差があり、多くの亜種に分けられる。インド産のものがもっとも大きく、体高1.2~1.5メートル、体重150~315キログラムに達する。角(つの)は三つに分枝し、長さ1.28メートルに及ぶものがある。群れをなして湿地帯の林、森林にすみ、日中は木陰に休み、夕暮れから夜間に草や果実などを採食する。スイロク(水鹿)という名もあるように、水を好み泥浴もよく行う。そのためか、遠方からみるとほとんど黒色にみえることがある。妊娠期間は8~9か月で、1産1子。寿命20年である。ジャワ島などのルサジカや、フィリピン産のマリアナジカを亜種に含める説と別種とする説がある。[増井光子]

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世界大百科事典内のサンバーの言及

【スイロク(水鹿)】より

…偶蹄目シカ科の哺乳類。サンバーともいう。インド,スリランカ,ミャンマー,マレー半島,フィリピンなどに広く分布する3尖の角をもつ大型のシカ。…

※「サンバー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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