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シェルパ シェルパ Sherpa

翻訳|Sherpa

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シェルパ
シェルパ
Sherpa

エベレストなどのヒマラヤ登山で,隊の一員として荷物運搬,案内などを務める人。本来はネパール北東部のソロ・クーンブ地方に住むチベット系の一民族であるシェルパ族のことをさす。 20世紀に入りイギリス人によるシッキム・ヒマラヤやエベレスト登山が行なわれるようになると,チベット人とともに高所に強いシェルパ族ポーターとして登山隊に雇われる機会が生まれた。

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デジタル大辞泉の解説

シェルパ(Sherpa)

《チベット語で東の人の意》エベレスト南麓(なんろく)の高地に住むチベット系ネパール人。農耕・牧畜・交易などに従事。ヒマラヤ登山隊の案内人としても知られる。宗教はラマ教。
サミット(首脳)を助けるところから》首脳会談で、各国首脳の代理として会談の準備、会議内容の根回しなどを担当する高級官僚

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百科事典マイペディアの解説

シェルパ

ヒマラヤ南部山岳地に居住するチベット系の人びと。ネパール東部のドゥド・コシ上流域沿いサガルマタ北部地区,ヘルムおよびトゥリシュリ峡谷がおもな分布地である。農耕・牧畜・交易生活を営む。
→関連項目ガイド強力登山ハントヒラリー

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大辞林 第三版の解説

シェルパ【Sherpa】

ネパール東部の高地に住む、チベット系の民族。ヒマラヤ登山隊の荷揚げや道案内に従事する者が多い。
首脳会議で事前準備や首脳の補佐を担当する各国の高官。

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知恵蔵miniの解説

シェルパ

ネパールの少数民族。人口は約15万人で、主にエベレスト南麓に面したネパール東部に住んでいる。1953年のエベレスト初登頂を始めとした外国人のヒマラヤ登山に際し、荷物運び(ポーター)として、また案内人(ガイド)として雇われるようになり、登頂の成功において重要な存在となった。そのため、登山全般における荷物運び・案内人のことをもシェルパと呼ぶようにもなっている。2014年4月18日、少なくともシェルパ13名が死亡したエベレスト登山史上最悪の雪崩事故が発生し、ネパール政府は遺族1人当たり4万ネパールルピー(約4万2000円)の補償金を支給すると発表。それに対しシェルパらは金額が少ないと反発し、同年の登山を中止することを決定した。

(2014-4-25)

出典|(株)朝日新聞出版発行
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シェルパ
しぇるぱ
sherpa

ネパール・ヒマラヤの登山時に雇用される案内人。チベット語では「東の人」の意味。東部チベットにいた人々が18世紀中ごろヒマラヤを越えて南下、農業や牧畜を業とした。現在はエベレスト山南麓(なんろく)のソロクンブ地方を中心とする3000メートル以上の高所に住むチベット系ネパール人の総称であり、またカースト名でもある。宗教はチベット仏教(ラマ教)がおもで、性質は温順かつ明朗、高度順化に富む強健な体質から、各国の登山隊に初めはポーターporterとして雇用されたが、のちにポーターとは区別して登山の直接的な協力者として一躍有名になった。
 エベレストの初登頂者の一人テンジンTenzing Norgay(1914―86)や、日本のマナスル隊などに同行し、その後1961年大阪市立大学のランタン・リルン隊に同行中遭難死したガルツェンGyaltsen Norbu(1918―61)らは優秀なシェルパ頭(サーダー)であった。その後、シェルパ登山組合が組織され、雇用規定なども定められている。ネパールでのヒマラヤ登山やトレッキングでは、シェルパの協力が必要である。カラコルム方面ではシェルパは住んでいないのでハイポーターとよび、登山技術を必要としない低地のみのローポーターと区別している。[徳久球雄]

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