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シンクロサイクロトロン シンクロサイクロトロンsynchrocyclotron

5件 の用語解説(シンクロサイクロトロンの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンクロサイクロトロン
シンクロサイクロトロン
synchrocyclotron

加速器の1種で,大型磁極間で円運動する荷電粒子高周波電場を加えて繰返し加速する装置。サイクロトロンと似ているが,高速では粒子の質量が増大し,磁場内の荷電粒子の円運動の周期は質量に比例して増加する。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

シンクロサイクロトロン(synchrocyclotron)

サイクロトロンを改良した加速器の一。加速された粒子の質量が相対論的効果によって増加するために起こる高周波電圧との周期のずれを、周波数を変調することによって取り除くもの。

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百科事典マイペディアの解説

シンクロサイクロトロン

粒子の周期的加速器の一つ。原理はサイクロトロンと同様だが,サイクロトロンでは,加速される荷電粒子の速度が光速度に近づくと,相対性理論の効果により質量が増大するため磁場による円運動がおそくなり,その位相が高周波加速電圧より遅れてきて,ついには加速できなくなる。
→関連項目加速器(原子物理)シンクロトロン

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

シンクロサイクロトロン【synchro-cyclotron】

加速器の一種。磁場の強さは一定にして、加速による粒子の質量の増加に対応して高周波電場の周波数を次第に下げていくことによって加速する。数億電子ボルトの陽子加速器に適している。周波数変調サイクロトロン。 → サイクロトロン

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

シンクロサイクロトロン
しんくろさいくろとろん
synchrocyclotron

加速器の一種。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のシンクロサイクロトロンの言及

【サイクロトロン】より

…粒子の速度が大きく,相対論的効果が無視できないエネルギー領域(陽子では約2×107eV以上)では,粒子の質量の増加によって回転周期と高周波電場の周期が一致しなくなり,この加速原理は有効性を失う。この制限を取り除き,さらに高エネルギーに加速する装置として,高周波の周波数を変化させて粒子の回転周期と同期させるシンクロサイクロトロンsynchrocyclotron,磁場の分布に円周方向の変化をもたせたAVF(azimuthally varying fieldの略)サイクロトロンAVF cyclotronがある。加速器【木村 嘉孝】。…

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