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シンチレーションカウンター scintillation counter

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

シンチレーションカウンター
scintillation counter

シンチレータ (ケイ光体 ) 中で放射線エネルギーを失って固体中の電子が励起され,次いで基底状態へ遷移し発光することを利用して発光光子数を光電子増倍管によって電気的パルスに変え,放射線の計数やエネルギーを測定する装置。発光の応答時間がきわめて短く,発光効率が高いので,高い時間分解能と計数効率が得られる。ヨウ化ナトリウムなど無機結晶シンチレータではγ線に対する感度が大きい。種類,形状,大きさなど,かなり自由に選べる。プラスチックシンチレータ中性子も検出できる。

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百科事典マイペディアの解説

シンチレーションカウンター

放射線が蛍光(けいこう)体にあたって発する蛍光光電子増倍管に受け,電流に変え増幅して入射粒子数またはエネルギーを測定する装置。蛍光体としてβ線にアントラセン,スチルベン等の有機蛍光体,γ線にタリウムで活性化したヨウ化ナトリウム,陽子やα線には銀か銅で活性化した硫化亜鉛を用いる。
→関連項目計数管

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栄養・生化学辞典の解説

シンチレーションカウンター

 放射活性を測定するための機械で,放射線があたると光や蛍光を発する物質(シンチレーター)と試料を混ぜたり,放射線を固体にあてて,発する光や蛍光を測定する.

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世界大百科事典 第2版の解説

シンチレーションカウンター【scintillation counter】

シンチレーションを利用して放射線を計数する装置。放射線を受けた物質から発する光は蛍光と呼ばれるが,このうち,比較的短い持続時間をもつものはシンチレーションと呼ばれる。また,シンチレーションを生ずる物質はシンチレーターと呼ばれる。この装置の主要部分である検出部は,シンチレーターと光電子増倍管の組合せでできている。光電子増倍管は,一種の光検出器であり,シンチレーション光の入射によって発生する数個~1000個の電子を瞬時に増倍して106~108個の多数の電子を生じさせる。

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大辞林 第三版の解説

シンチレーションカウンター【scintillation counter】

シンチレーションを測定して放射線数を数える装置。シンチレーション計数管。

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