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ジルコニウム ジルコニウム zirconium

翻訳|zirconium

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジルコニウム
ジルコニウム
zirconium

元素記号 Zr ,原子番号 40,原子量 91.224。周期表4族に属する。天然には比較的豊富に存在し,地殻中の平均存在量 165ppm,海水中の存在量 0.02 μg/l 。鉱物としてはジルコン,バッデリ石などがあり,しばしば希土類元素鉱物のモナズ石に伴って産する。

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デジタル大辞泉の解説

ジルコニウム(zirconium)

チタン元素の一。単体は銀白色の硬い金属。粉末は空気中で発火しやすい。熱中性子の吸収が金属中最小なので原子炉材料に、また合金材料などにも用いられる。元素記号Zr 原子番号40。原子量91.22。

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百科事典マイペディアの解説

ジルコニウム

元素記号はZr。原子番号40,原子量91.224。比重6.52,融点1852℃。1789年クラプロートがジルコンから発見。銀白色の金属。酸,アルカリに難溶,王水およびフッ化水素酸のみに可溶。

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世界大百科事典 第2版の解説

ジルコニウム【zirconium】

周期表元素記号=Zr 原子番号=40原子量=91.224±2地殻中の存在度=165ppm(17位)安定核種存在比 90Zr=51.46%,91Zr=11.23%,92Zr=17.11%,94Zr=17.40%,96Zr=2.80%融点=1852℃ 沸点=3578℃比重=6.52(25℃)電子配置=[Kr]4d25s2 おもな酸化数=IV周期表IV族に属する,第二遷移金属の一つ。1789年ドイツのM.H.クラプロートはスリランカ産のケイ酸塩鉱物ジルコンから新元素を発見し,ジルコニウムと命名した。

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大辞林 第三版の解説

ジルコニウム【zirconium】

4 族(チタン族)に属する遷移元素の一。元素記号 Zr  原子番号40。原子量91.22。銀灰色の固体金属。無定形のものは黒色粉末で,空気中で発火しやすい。腐食しにくく,熱中性子を吸収しにくい。その合金を原子炉材料・化学装置などに用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジルコニウム
じるこにうむ
zirconium

遷移元素の一つで、周期表第4族に属し、チタン族元素の一つ。原子番号40、元素記号Zr。
 1789年ドイツのクラプロートはセイロン島(スリランカ)産の鉱物ジルコンZrSiO4から酸化ジルコニウムZrO2を分離し、これを新元素であるとしたが、1824年スウェーデンのベルツェリウスは、ヘキサフルオリドジルコニウム()酸カリウムK2[XrF6]を金属カリウムで還元し、ジルコニウム金属を単離した。しかし、鉱物から得られるジルコニウムには、かならず同族のハフニウムが2%程度随伴し、しかも両者の化学的性質が酷似するため、純粋なジルコニウム金属を得るには、塩化物の溶媒抽出法によってハフニウムを除去する必要がある。[岩本振武]

性質

ジルコニウム金属はステンレス鋼に似た外観を呈し、熱中性子吸収断面積が金属中でもっとも小さい(0.16バーン。1バーンは10-24cm2、記号はb)ところから、原子炉材料として重要である。しかし、ハフニウムは110バーンの吸収断面積をもつので、その完全な分離が必要である。
 通常の金属は常温では安定であり、高温では反応性を増す。粉末は空気中で自然発火、爆発性を示すので危険である。スズ、鉄、クロムなどを少量加えたジルカロイとよばれる合金は耐食性に富み、ジルコニウムを添加した他の合金も耐食性である。化学的には酸化数+の状態が安定で、酸化ジルコニウム()は高融点(2715℃)、耐食性、低熱膨張率のセラミックス材料となる。[岩本振武]

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世界大百科事典内のジルコニウムの言及

【ハフニウム】より

…20世紀の初めころまで72番元素は未発見であり,希土類元素に属するともされたが,周期表でどの位置に入るかは問題であった。しかし元素の特性X線に関するモーズリーの法則およびN.H.D.ボーアの原子構造論から,ボーアは72番元素が4価の40番元素のジルコニウムZrやトリウムThの同族元素であると推定した。これにもとづき,1913年ボーアの研究室にいたハンガリーのG.vonヘベシーおよびオランダのコスターD.Coster(1889‐1950)は,ジルコニウム鉱物ジルコンのX線分析を行って,ボーアの予想どおりの72番元素の存在を確かめた。…

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