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スントーン・プー スントーン・プー Sunthon Phu

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スントーン・プー
スントーン・プー
Sunthon Phu

[生]1786.6.26.
[没]1855
タイの詩人。バンコク朝ラーマ1世の治世に生れ,ラーマ4世の治世に没するまで,50年に及ぶ長い作家生命を保った。タイ文学史上最高の民間詩人,吟遊詩人の栄誉をになっている。生来の奇矯な言行と不遜な態度のため,しばしば周囲と衝突し,のちには宮廷詩人として愛顧を受けたラーマ2世からもうとまれた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スントーン・プー
すんとーんぷー
Sunthorn Phu
(1786―1856)

タイの詩人。ラーマ2世(在位1809~24)に認められて詩才を開花させ、文人としても知られる王の文筆活動を補佐した。しかし権威にこびず、尊大とも思える態度が災いを招き、ラーマ3世には冷遇され、不幸な晩年を送った。彼は俗語を多用し、平易な文体のなかに独特の押韻をもつ八言クローンという詩形式を完成、これまで王侯貴族専有物の観があった文学を民衆のものとした功績は大きい。代表作は、タイ文学最初のフィクションといわれる『プラアパイマニー物語』(ラーマ3世時代)、『黄金丘への紀行詩(ニラート)』(1828)などで、『クンチャーン・クンペーン物語』(ラーマ2世時代)の共同執筆者の1人。[岩城雄次郎]

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