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タタキ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タタキ

(1) 三味線の奏法の一種。撥 (ばち) を胴皮に当るまで強く,たたくように弾くこと。 (2) 義太夫節の節章の一つ。門付芸 (かどづけげい) である鉢たたき (→空也念仏 ) を取入れたもの。別離の場面などに用いられ,高く哀調を帯びた旋律である。関連する曲節に,中タタキ,下タタキ,ハルタタキ,中タタキカカリなどがある。 (3) 太夫の稽古で,三味線を伴わず扇拍子や手で間や拍子・手数を指示して行う方法。

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世界大百科事典 第2版の解説

たたき【タタキ】

三味線音楽に用いられる旋律型の名称。義太夫長唄常磐津富本新内一中宮薗節など,広い範囲にわたって使用されている。悲しい歌詞の部分に節付けされたものが多い。語源的には,空也上人の鉢叩(はちたたき)からとするものと,万治・寛文年間(1658‐73)ころ京都に住んでいた与二郎という男が門付(かどづけ)芸として手をたたきながら祝詞を唱えたことから,こうした芸を〈たたき〉と呼んだというものと2説ある。

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世界大百科事典内のタタキの言及

【三味線】より

…音量は小さい。(2)タタキ 撥先を撥皮にたたきつける奏法。打楽器的な効果がある。…

※「タタキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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