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ダルマ・シャーストラ dharma‐śāstra

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世界大百科事典 第2版の解説

ダルマ・シャーストラ【dharma‐śāstra】

インドで作られた〈法〉に関する文献群の総称で,通例〈法典〉と訳す。〈ヒンドゥー法典〉とも呼ばれる。狭義には,前2世紀から後5世紀にわたって成立した《マヌ法典》《ヤージュニャバルキヤ法典》など,〈ダルマ・シャーストラ〉あるいは〈スムリティ〉(憶伝書)の名をもつ一群の文献をさす。 〈法(ダルマ)〉に関しては,すでにダルマ・スートラ(律法経)と称する文献群がバラモン教の聖典ベーダに付随して成立しており,バラモン教社会を構成する4階級(バルナ)それぞれの権利・義務や日常の生活法を規定していた。

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世界大百科事典内のダルマ・シャーストラの言及

【インド】より

…それらは今日ほとんど残っていないが,唯一の文献はマウリヤ帝国の宰相カウティリヤの著作と伝えられる《実利論(アルタシャーストラ)》で,諸論著を集大成した傑作である。他の1種はダルマ・シャーストラ(法典)とよばれ,宗教的義務や生活規範ばかりでなく,王の職務や法律を規定し,《マヌ法典》がその最も有名なものであり,《実利論》よりも後世に大きな影響を与えた。これらの古典によれば,クシャトリヤたる王はバラモンの補佐を受けて統治し,国土と人民を保護し,その報酬として租税を享受する。…

【ダルマ・スートラ】より

…いずれも要点のみを組織的に配列する〈スートラ体〉という極度に簡略な文体で書かれており,一部に韻文を含むが,韻文部分には後世の付加と考えられるものが多い。のちに発達した法典文学〈ダルマ・シャーストラ〉の重要な源泉の一つとなった。【吉岡 司郎】。…

※「ダルマ・シャーストラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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