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サンスクリット サンスクリットSanskrit

翻訳|Sanskrit

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デジタル大辞泉の解説

サンスクリット(Sanskrit)

サンスクリット語

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

サンスクリット

インド・ヨーロッパ語族のインド語派に属する言語で死語。日本では梵語ともいう。サンスクリットは〈完成された(言語)〉という意味。アベスター語および古代ペルシアの楔形(くさびがた)文字で記された言語に,語彙(ごい)・音韻・文法が似ている。
→関連項目インド・ヨーロッパ語族カーリダーサシカラ死語悉曇シャクンタラーソーマデーバタイ語タミル語ダンディンパーリ語パンチャタントラビマーナヒンディー語梵字マラヤーラム語レビ

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世界大百科事典 第2版の解説

サンスクリット【Sanskrit】

中期インド語の総称であるプラークリット語prākṛta(〈自然の,民衆の〉)に対するsaṃskṛta,すなわち〈完成された〉雅語の意。日本では梵語ともいう。インド・ヨーロッパ語族の中のインド語派を形成し,その豊富な資料は古代ギリシア語と並んでこの語族の設定と比較言語学の成立に大きな役割を果たした。
[歴史]
 サンスクリットの古層であるベーダ語は,隣接するイラン語派に属するアベスター文献の言語に非常に近く,またこの両派の話し手は自らアーリヤ人と称していたから,彼らはかつて一つの語派をなしていたと推定される。

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大辞林 第三版の解説

サンスクリット【Sanskrit】

〔完成された語の意〕
インド-ヨーロッパ語族のインド語派に属する古代語。紀元前四世紀にパーニニの文典によって完成され、長く文章語・公用語として文法的に固定化されたまま文学・宗教・学術・法令などに用いられた。広義では、その古形であるベーダ語も含めていう。梵語ぼんご

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世界の主要言語がわかる事典の解説

サンスクリット【サンスクリット】
Sanskrit

インドヨーロッパ語族インド語派に属する言語。「浄化・洗練・完成された」言語を意味する。その基盤にあるのはベーダ語で、紀元前1200年ごろから前200年ごろまでの神話、祭式、哲学に関する膨大な量の文献をもち、典型的な屈折語として複雑な格変化と動詞の曲用をおこなう。このベーダ語の文法を、前5~前4世紀の文法学者パーニニがまとめて規範化し、古典サンスクリットを確立させた。広い意味ではサンスクリットにベーダ語を含めるが、普通はこの古典サンスクリットをさす。その後、口語層からは完全に離れ、固定された文語・教養語としてインドの哲学、文学、宗教を伝える役割をになった。文字はデーバナーガリー文字を使う。19世紀にヨーロッパでサンスクリットとギリシア語の言語上の類似が着目され、そのことがインドヨーロッパ語族という概念や比較言語学の成立のきっかけとなった。日本語には仏典の漢訳を通して「旦那(だんな)」「伽藍(がらん)」「奈落(ならく)」などの語彙(ごい)が入っている。◇梵語(ぼんご)ともいう。

出典|講談社
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世界大百科事典内のサンスクリットの言及

【インド[国]】より

…農村部から都市部への人口移動はかなり多く,また都市部のなかでは人口10万人以上の大・中都市の膨張が目だっている。 主要な言語として憲法にあげられたのはアッサム語(アッサミー)Assamī,ベンガル語(ベンガリー),グジャラート語(グジャラーティー)Gujarātī,ヒンディー語,カンナダ語Kannada,カシミール語(カシミーリー)Kashmīrī,マラヤーラム語Malayālam,マラーティー語,オリヤー語Oriyā,パンジャーブ語(パンジャービー)Punjābī,サンスクリット語,シンド語(シンディー)Sindhī,タミル語,テルグ語,ウルドゥー語の15であったが,92年の改憲によってこれにコンカン語,マニプル語,ネパール語が加わった。カンナダ,マラヤーラム,タミル,テルグの4語がドラビダ系(ドラビダ語族)に属し,マニプル語はシナ・チベット系に,他はインド・アーリヤ系(インド・ヨーロッパ語族)に属している。…

【インド学】より

…インドロジーあるいはインディック・スタディーズIndic Studiesは,主として古代・中世のインド研究に用いられ,第2次大戦後,アメリカを中心に盛んになった近・現代インド研究に対してはインディアン・スタディーズIndian Studiesという語が用いられる場合があるが,明確な線は引き難い。 ヨーロッパ人がインドの文物に関してなんらかの知識をもつにいたったのは,紀元前数世紀にさかのぼり,17世紀にはサンスクリット(梵語)に精通したイエズス会の宣教師も現れるようになった。しかし真にインド学が成立したのは18世紀の後半で,イギリスのインド統治の直接の契機となったプラッシーの戦(1757)以後のことである。…

【パーニニ】より

…通常《パーニニ文典(文法)》の名で知られる《アシュターディヤーイーAṣṭādhyāyī(八章編)》の著者。彼はベーダ語(ベーダの時代に用いられていたサンスクリットの古語)の用例を顧慮しつつ,〈文法を学ばずして,正しい語法をわきまえた人士〉の言語使用に範を取り,その当時西北インドに〈話し言葉〉とされていたインド・アーリヤ語に規矩を与え,サンスクリットをインドの文章語,雅語,聖語として定着させた。8章のおのおのはそれぞれ4節に分かれ,全体は約4000のスートラ(経,短文)より成るが,各スートラは記憶の便を考慮して略符号を用いつつ,極度に圧縮された短い規則を含んでいる。…

※「サンスクリット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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