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デュマ[子] デュマ

百科事典マイペディアの解説

デュマ[子]【デュマ】

フランスの作家。デュマ(父)の庶子。《椿姫》で成功し,社会問題を加味した風俗劇《ドゥミ・モンド》(1855年)や《金銭問題》《私生児》など,現実に取材して,それを客観描写する多くの小説を書いた。
→関連項目長田秋濤くるみ割り人形

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世界大百科事典 第2版の解説

デュマ[子]【Alexandre Dumas】

1824‐95
フランスの小説家劇作家。父と同名を名のったので,ふつうデュマ・フィスFils(息子)と呼ばれる。私生子として生まれたということが,その思想と作品の根底になっている。処女詩集を発表した後,小説《椿姫》(1848)で一躍流行作家となり,1852年には劇化して大成功を収め,翌53年にはベルディによってオペラ化された。以後,《クレマンソー事件》(1866)など小説も書いたが,役に立つ演劇を標榜して世間の偏見を攻撃し,男女の平等を叫び,子どもの権利を主張して,写実的な手法で多くの劇を書き,劇場に〈人生の断片〉を再現させて,社会・風俗劇のジャンルを確立した。

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世界大百科事典内のデュマ[子]の言及

【椿姫】より

…フランスの劇作家デュマ(子)の代表作。1848年小説として発表,翌年5幕の戯曲に改作,52年パリのボードビル座で初演。…

※「デュマ[子]」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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