コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

デージー Bellis perennis; English daisy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デージー
Bellis perennis; English daisy

キク科の小型の多年草。ヨーロッパに広く分布し,草原や牧場の雑草となっている。観賞用に改良されて栽培されるものもあり,日本では花壇に植えられている。葉は根生してロゼット状となり,長さ3~6cmの全縁でへら形。株の中央から高さ数 cmの花茎を出し,頂端に径1~2cmの頭状花をつける。舌状花は糸のように細く,多数が外周に並び,花色は白,赤,ピンクなどがある。中央に黄色の管状花がある。花期が長く早春から秋まで咲き続けるのでエンメイギク (延命菊) ともいわれ,またヒナギク (雛菊) ともいわれるが英名のデージーのほうがむしろ通りがよい。

デージー

ドイツ電子シンクロトロン研究所」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディアの解説

デージー

ヒナギクとも。ヨーロッパ原産のキク科の多年草で,原産地ではごく普通に見られるかれんな野草であるが,長い間に園芸的に改良され,春の花壇用や鉢植として栽培されている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

デージー【daisy】

ブルーデージーなどデージーと名のつく草花はたくさんあるが,日本では単にデージーといえばヒナギク(雛菊)Bellis perennis L.(イラスト)を指す。エンメイギク(延命菊),チョウメイギク(長命菊)ともいう。またEnglish daisy,true daisyの英名もある。ヒナギクはヨーロッパ西部地方にひろく自生する多年草で,路傍や芝生の中にも散見する。丈10cm程度の白色花が原種であるが,長年の間に改良されて,大輪,中輪,小輪,八重咲きや盛上咲き(ポンポン咲き),平弁や管弁,花色は紅,白,ピンクなど多くの系統や品種がつくられている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

デージー【daisy】

ヒナギク。デイジー。 [季] 春。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デージー
でーじー
daisy
[学]Bellis perennis L.

キク科の多年草。和名ヒナギク(雛菊)。ヨーロッパ西部の原産で、日本には明治初年に渡来した。花壇および鉢植えにして観賞されるが、春の花壇には欠かせない植物で、花が長く咲き続けるので、エンメイギク(延命菊)ともよばれる。葉は根際に着生し、へら形または倒卵形で柄があり、長さ3~5センチメートル、柔毛がある。春、葉の間から次々に高さ10センチメートル内外の花茎を出し、先端に1個の頭花をつける。頭花は周辺が舌状花で中心が黄色の管状花からなり、一重咲きのほか、園芸品種には八重咲きのものが多く、花径は2センチメートル程度の小輪から、7センチメートル以上になる大輪咲きまである。花色は赤、桃、白色などである。
 肥えた土壌ならどんな土質でもよく育つ。寒さには比較的強いが、夏の暑さと乾燥には弱く、夏の間に株を枯らすことが多いので、毎年種子を播(ま)いて殖やす。種子は8~9月に箱または苗床に条(すじ)播きにし、10月中に苗を花壇や小鉢に定植する。夏を越した株は秋に株分けを行う。[松岡清久]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のデージーの言及

【マーガレット】より

…margueriteはギリシア語margaritēs(真珠)に由来し,その清純な白い花を真珠にたとえたものであろう。花の名としては国によってさす植物がちがい,英語のmargueriteはデージー(ヒナギク)(イラスト),ひいてはモクシュンギクをさし,フランス語ではデージーをさす。またドイツ語のMargeriteは,フランスギクをいう。…

※「デージー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

デージーの関連キーワードテーラー(Richard E. Taylor)モンク(Thelonious Monk)DREAMYGIRL PLATEマルチメディアデージー教科書マルチメディアデージー教材アクセシブルな情報システムユーリオプス・デージーメセンブリアンテマムハマギク(浜菊)ドナルド・ダックリボン刺しゅうモダン・ジャズデージー教科書パッチワークデージー教材フランスギクマーガレットバーバンクフランス菊ルドベキア

デージーの関連情報