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トランスケイ トランスケイ Transkei

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トランスケイ
トランスケイ
Transkei

1994年まで南アフリカ共和国において共和国として存在した,おもにコーサ語を話す黒人(→コーサ族)の指定居住地域。バンツースタンホームランド)の一つ。国際的に承認されることはなかった。

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デジタル大辞泉の解説

トランスケイ(Transkei)

アフリカ共和国南東部にあったアパルトヘイト時代のバンツースタン(黒人自治区)の一つ。現在の東ケープ州東部、インド洋岸に位置し、ウムタタに首都が置かれた。コーサ人が多く居住。トランスカイ。

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世界大百科事典 第2版の解説

トランスケイ【Transkei】

南アフリカ共和国南東部,旧ケープ州東部にあったアフリカ人居住地区。アフリカーンス語ではトランスカイという。インド洋岸にあり,南はグレート・ケイ川,北は旧ナタール州,北西は独立国レソトに囲まれていた。面積4万2735km2,人口210万(1976)。現在は東ケープ州の一部。住民はコーサ族が多い。南ア共和国白人政権は1963年にこの地区をケープ州から切り離して,アパルトヘイト政策によるバントゥースタンの一つとし,76年に〈独立国〉としたが,国連もアフリカ統一機構(OAU)も独立国と認めなかった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トランスケイ
とらんすけい
Transkei

南アフリカ共和国の南部、旧ケープ州東部(現東ケープ州)にあった「黒人国家」(ホームランド)。1993年の暫定憲法制定に伴いホームランドは解体された。面積4万3798平方キロメートル、人口は1983年当時約250万。住民はおもにコーサ人。当時の首都はウムタタ。19世紀初めケープ植民地の白人の内陸への拡大とともに先住民のコーサ人はしだいに追いやられケイ川の東側に定着した。1913年南アフリカ連邦(1961年より南アフリカ共和国となった)政府は原住民土地法を通じてトランスケイを統治したが、59年のバントゥー自治促進法により、63年最初のバントゥスタン(黒人自治地区)となり制限付きの自治を付与された。さらに76年南アフリカ共和国政府は人種差別政策への非難をかわすためトランスケイに「独立」を付与したが、国際社会はそれを認めなかった。大統領はトランスケイ国民党のK・マタンチマが務めていた。住民の自給自足農業以外みるべき産業はなく、当時は大半の家族の家計は南アフリカ共和国への出稼ぎからの送金に依存し、国家財政の60%以上を南アフリカ共和国政府からの補助金に依存していた。[林 晃史]

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世界大百科事典内のトランスケイの言及

【コーサ族】より

…南アフリカ共和国の南東部,トランスケイとシスケイに住む,人口約350万(1970)の大きな部族。ズールー族,ポンド族,スワジ族などとともに,言語的にはバントゥー語族のなかのヌグニ語グループに属する。…

【バントゥースタン】より

…南アフリカ共和国政府の分離発展政策によってつくられた南ア共和国内のアフリカ人自治地域。1913年の原住民土地法により,南ア連邦内のアフリカ人は全国土の9%に相当する原住民指定地(リザーブ)内に部族ごとに隔離され,次いで36年の原住民信託土地法によってその面積は13%まで拡大されることになったが,その実施は第2次世界大戦の勃発によって大幅に遅れた。50年代になってリザーブ内の土地に対する人口圧が高まり,その解決を目ざしてバントゥー地域社会経済開発委員会(通称トムリンソン委員会)が政府により任命され,その報告書が55年提出された。…

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