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ドーデ ドーデ Daudet, Alphonse

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドーデ
ドーデ
Daudet, Alphonse

[生]1840.5.13. ガールニーム
[没]1897.12.16. パリ
フランスの小説家。富裕な家庭に生れたが,破産のため大学をあきらめ文学を志して 1857年パリに出,E.ゴンクールの弟子となり友となる。南フランス人らしい明晰さで事物や人生の機微を詳細に観察し,それを手帳に記して作品に活用するなど,客観性を追求したが,一方,人間に対する深い愛情があふれ,人間の愚かさや醜さを批判して皮肉るときでさえ,そこには憐憫の情が織込まれており,人間の宿命的な弱さ,不完全さに対する共感がある。

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ドーデ
ドーデ
Daudet, Léon

[生]1867.11.16. パリ
[没]1942.7.1. サンレミドプロバンス
フランスのジャーナリスト,小説家。 A.ドーデの息子。医学を学んだのち新聞記者となり,C.モーラスとともにアクシオン・フランセーズに参加し,王党派国粋主義を掲げて激越な論陣を張った。文芸批評家としてプルーストセリーヌなどを発掘。

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デジタル大辞泉の解説

ドーデ(Daudet)

(Alphonse ~)[1840~1897]フランスの小説家。故郷プロバンス地方の風物を叙情性豊かに描いた。短編集「風車小屋便り」「月曜物語」「タルタラン」、戯曲「アルルの女」など。
(Léon ~)[1867~1942]フランスの批評家。の長男。王党主義の日刊紙「アクシオン‐フランセーズ」を創刊。

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百科事典マイペディアの解説

ドーデ

フランスの作家。南仏ニーム生れ。1857年兄をたよってパリに出,詩集《恋する女たち》(1858年)以後文学に専心。ゴンクール兄弟やゾラフローベールらの影響で,自然主義の作風であるが,弱いものへの温かい情感が特色。
→関連項目武林無想庵ビゼーファランドール

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世界大百科事典 第2版の解説

ドーデ【Alphonse Daudet】

1840‐97
フランスの小説家。南フランスのニームに生まれた。父親が事業に失敗,破産したため,貧困のうちに幼少期をすごし,南仏を転々とし,一時は中学の舎監をつとめたりする。17歳のとき,作家であった兄を頼ってパリに出て,文学活動を始める。詩集《恋する女たち》(1858)がきっかけで,モルニー伯爵の秘書の職を得た。1866年,26歳で発表した《風車小屋だより》によって一躍有名になった。南仏プロバンス地方を舞台にした25の短編から成る作品集で,日本でも親しまれている〈スガンさんの山羊〉や,戯曲化され,ビゼーの作曲で有名な〈アルルの女〉などが含まれている。

ドーデ【Léon Daudet】

1867‐1942
フランスのジャーナリスト。A.ドーデの子。最初医学を修めたが,ドリュモンに共鳴して《リーブル・パロール》紙に反ユダヤ主義の論説を発表することでジャーナリストとしての天性に目覚めた。ドレフュス事件に際してモーラスの君主制主義を支持し〈アクシヨン・フランセーズ〉に加盟,1907年モーラスらとともに日刊紙《アクシヨン・フランセーズ》を創刊した。以後,同紙の主筆として現代文明の悪をしんらつな筆致で告発しつづけ,極右の論争家として令名をうたわれた。

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大辞林 第三版の解説

ドーデ【Alphonse Daudet】

1840~1897) フランスの小説家・劇作家。温かな人間味と詩的情緒豊かな作風で郷土プロバンスの風物を描いた。短編集「風車小屋便り」「月曜物語」、小説「プチ-ショーズ」、戯曲「アルルの女」など。

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