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パーラ・セーナ朝美術 パーラセーナちょうびじゅつ

世界大百科事典 第2版の解説

パーラセーナちょうびじゅつ【パーラ・セーナ朝美術】

8~12世紀にインドビハール,ベンガル両地方(現在のインド東部とバングラデシュ)で展開した美術で,インド仏教美術の末期を代表し,セーナ朝治下ではヒンドゥー教美術も行われた。インドの他の地方では衰退した仏教もこの地方ではパーラ朝の諸王の保護をうけて最後の繁栄をみた。大乗仏教が民間信仰を取り入れて密教(金剛乗)として新しい展開を遂げたのもこの時代である。ボードガヤーサールナートナーランダーなどの伽藍は増改築され,オーダンタプリーOdantapurī(古名ウッダンダプラ),ビクラマシラーVikramaśilā,パハールプル(古名ソーマプラ)などの伽藍が新しく造営された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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