ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
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高い屈折率をもつ光学ガラス繊維をそれより低い屈折率のガラスでコーティングし、光のロスを防いだ太さ5~20マイクロメートルのガラス繊維を4万~15万本束ねて作成した管状の光誘導体である。1本1本の繊維は、芯(しん)のガラスとコーティングしたガラスとの間で導入光を全反射させ、一端から入った光はそのまま他端に誘導される。光量の損失は10%程度。繊維束の長さは目的に応じていろいろで、管が途中で曲がっても光量の損失は変わらない。光源の像を他端に正確に伝えるため、ガラス繊維束の作成にはドラムを用いて繊維を巻き取り、その一部を固定して切断し、断面を平滑に研磨してレンズを装置する。
1956年に内視鏡に応用され、翌年アメリカの胃鏡学会で初公開された。レンズ系の内視鏡では到達できない範囲まで内視鏡の目が拡大されるようになった。工業用としても、盲管やエンジン内部、パイプ管の内壁の検査、テレビカメラなどの画像伝送、さらには宇宙開発や遺跡発掘などにも利用されている。
[大柴三郎]
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
…このために胃カメラは日本全国に普及し,胃内視鏡検査のことが胃カメラと通称されるようになった。 一方,ガラス繊維(光ファイバー)の束で画像を送りうることは1930年ころから知られていたが,アメリカの内科医ヒルショビッツBasil I.Hirschowitz(1925‐ )は,それを利用して内視鏡を作ることに成功し,ファイバースコープfiberscopeと名づけた。これによって複雑な形の内臓の内部も自由に危険なく観察することが可能になり,内視鏡検査は広い範囲に手軽に応用されるようになった。…
…気管や気管支の内側を観察するための道具。現在ではファイバースコープがおもに用いられる。ファイバースコープの開発以前は,金属製のまっすぐな管(ジャクソン気管支鏡など)を口から咽頭を通して気管や気管支に挿入していた。…
…このために胃カメラは日本全国に普及し,胃内視鏡検査のことが胃カメラと通称されるようになった。 一方,ガラス繊維(光ファイバー)の束で画像を送りうることは1930年ころから知られていたが,アメリカの内科医ヒルショビッツBasil I.Hirschowitz(1925‐ )は,それを利用して内視鏡を作ることに成功し,ファイバースコープfiberscopeと名づけた。これによって複雑な形の内臓の内部も自由に危険なく観察することが可能になり,内視鏡検査は広い範囲に手軽に応用されるようになった。…
※「ファイバースコープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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