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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…スペイン語のperro[pero]〈犬〉。(d)歯茎弾音flap[ɾ]は舌先を1度だけ歯茎ではじく。スペイン語のpero[peɾo]〈しかし〉。…
…この目的で使うスポイラーをグランドスポイラーと呼んでいる。(3)フラップflap 離着陸,低速飛行,空戦などのとき,大きな揚力を得るために下げる翼面。主翼の後縁の補助翼のない部分にあるが,前縁にもある機体もある(高揚力装置)。…
…飛行機の離着陸,低速飛行,空戦などの場合に,翼の出せる揚力を増すための装置。その代表は翼の後縁のフラップflap(かつては下げ翼とも呼んだ)で,ほとんどの飛行機についているが,機体により他の種類の高揚力装置も使われる(図)。
[高揚力装置の必要性]
翼の出す揚力は,翼の面積,飛行速度の2乗,翼の形状と迎え角とで変わる揚力係数CLに,それぞれ比例する。…
…逆に操縦桿を右に倒すと飛行機は右に傾く。後記のフラップを兼ねているものはフラッペロンと呼んでいる。また飛行機によっては補助翼がなく,代りに後述のスポイラーで横の操縦を行うものもあり,スポイラーと補助翼を併用する機体もある。…
…飛行機の離着陸,低速飛行,空戦などの場合に,翼の出せる揚力を増すための装置。その代表は翼の後縁のフラップflap(かつては下げ翼とも呼んだ)で,ほとんどの飛行機についているが,機体により他の種類の高揚力装置も使われる(図)。
[高揚力装置の必要性]
翼の出す揚力は,翼の面積,飛行速度の2乗,翼の形状と迎え角とで変わる揚力係数CLに,それぞれ比例する。…
…とくに国土の広いアメリカではこの要求は切実で,1920年代の終りころからノースロップ,ロッキードなどアメリカのメーカーによって,近代化革命ののろしが上げられたのである。これは,当時いまだに幅をきかしていた空気抵抗の大きい複葉や支柱付き高翼単葉から,低翼片持翼単葉へ,固定脚から引込脚へ,木製や金属の骨組みに羽布を張った旧式な構造から薄いアルミニウム合金の応力外皮構造へと思い切った改革をし,さらに主翼フラップ,過給機付きエンジン,可変ピッチプロペラなどの近代装備を加え,画期的な高性能化をはかろうとするものであった。1930年代半ばに就航したダグラスDC3,ロッキード・エレクトラ,ボーイング247などの輸送機はその代表的な例で,長い間200km/h前後と低迷を続けていた輸送機の巡航速度もこの近代化で一躍300km/hを突破するに至ったのである。…
※「フラップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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