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フルオレセイン フルオレセインfluorescein

4件 の用語解説(フルオレセインの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フルオレセイン
フルオレセイン
fluorescein

化学式 C20H12O5 。黄赤色ないし赤色の粉末。融点 314~316℃。水,ベンゼンクロロホルムエーテルに不溶で,熱アルコール,酢酸に可溶。アルカリ水溶液は淡い黄色であるが,強い緑色ケイ光を示す。

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百科事典マイペディアの解説

フルオレセイン

無水フタル酸とレゾルシン塩化亜鉛の存在下に加熱縮合して得られる赤色粉末。水には溶けないが,希アルカリに溶けて黄色になり,緑色の蛍光を発する。これを臭素化すればエオシンヨウ素化すればエリスロシンという赤色色素になる。

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世界大百科事典 第2版の解説

フルオレセイン【fluorescein】

黄色の酸性染料の一種で,分子中にカルボン酸基をもち,遊離酸は油溶染料ナトリウムNa塩,カリウムK塩はウラニンuranineと呼ばれ,蛍光染料,浴剤,吸着指示薬蛍光指示薬などに使用される。レゾルシンと無水フタル酸を塩化亜鉛,硫酸の存在で加熱縮合して合成し,必要によりナトリウム塩またはカリウム塩とする。フルオレセインアルカリ性水溶液で,非常に強い蛍光を呈する。この蛍光は微量の染料でも著しく輝いて目立ち,そのため海面に蛍光で標識をつけることができるので,古くから海難救助用の標識剤としても著名である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フルオレセイン
ふるおれせいん
fluorescein

黄色の酸性染料であるが、水溶液中で吸収した光を強い緑黄色の蛍光(530~570ナノメートル)に変えて発光するので、蛍光fluorescenceに由来してこの名がある。このためにフルオレセイン溶液は緑黄色にみえる。1871年、インジゴの合成で有名なドイツバイヤーが創製した。蛍光は媒体の性質や吸着の状態で強度が敏感に変化しうるので、蛍光指示薬として用いられる。誘導体に赤色のエオシン、ローズベンガルなどがある。[飛田満彦]

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