ベロ・オリゾンテ(読み)ベロオリゾンテ

百科事典マイペディアの解説

ベロ・オリゾンテ

ブラジル南東部,ミナス・ジェライス州の州都。1897年標高830mの高原上に旧州都オウロ・プレートに代わって建設された計画都市。機械,冶金,自動車などの工業が行われ,中心部には高層建築が多い。付近にはイタビラ鉄山をはじめ地下資源が豊富。ウジミナス製鉄所の本拠がある。237万5151人(2010)。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベロ・オリゾンテ
べろおりぞんて
Belo Horizonte

ブラジル南東部、ミナス・ジェライス州の州都。ベロ・リゾンテともいう。リオ・デ・ジャネイロの北350キロメートル、標高850メートルの高原に位置する。人口223万8526(2000)。前州都オーロ・プレートにかわる都市として建設され、1897年新州都となった。ブラジリアに先だつ数少ない人工都市の一つで、ワシントンを模範とした直交放射状の街路をもつ。当初は政治や文化の中心地であったが、周辺の鉱産資源の開発、近くの発電所の完成によって工業が発展し、現在はサン・パウロ、リオ・デ・ジャネイロに次ぐ大産業都市である。鉄鋼、繊維、石油精製、石油化学、自動車、ダイヤモンド研磨、化学薬品、家具製造などの工場が立地し、近郊にも製鉄を中心とする町がある。美しい人工湖のパンプーリャ湖や、その湖畔にあるカンディード・ポルチナリCndido Torquato Portinari(1903―1962。20世紀前半のブラジルの巨匠)の壁画のあるO・ニーマイヤー設計のサンフランシスコ・デ・アシス教会、カジノ(パンプーリャ美術館)、中央公園など名所も多数ある。[山本正三]
 パンプーリャ湖畔の建造物群は、2016年、「パンプーリャ近代建築群」としてユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産の文化遺産(世界文化遺産)に登録された。[編集部]

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