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ベーレンス ベーレンスBehrens, Peter

6件 の用語解説(ベーレンスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ベーレンス
ベーレンス
Behrens, Peter

[生]1868.4.14. ハンブルク
[没]1940.2.27. ベルリン
ドイツの建築家,インダストリアルデザイナー。画家を志すが W.モリスの影響を受けてデザイン,工芸に転じた。 1890年ミュンヘンに移って同地のゼツェッション運動 (→分離派 ) を創始 (1893) 。

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百科事典マイペディアの解説

ベーレンス

ドイツの建築家。ハンブルク生れ。ミュンヘンで画家,工業デザイナーとして活動したのち,ダルムシュタットの芸術家村に招かれ建築家としての活動を始めた。ユーゲントシュティール合理主義的傾向に古典主義的傾向を加味して,ダルムシュタット,ベルリンなどに多くの住宅建築を手がけ,またAEG会社のデザイン顧問として電気器具から工場までを設計。
→関連項目機能主義建築ゼツェッシオンドイツ工作連盟

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)の解説

ベーレンス

ドイツ出身のスウェーデンの作曲家、ピアニスト。初めは、フルート奏者で作曲家の父カールベーレンスに音楽の手ほどきを受け、その後ドレスデンでカール・ライシンガーに師事する。1847年にスウェーデンに定住 ...続き

出典|(社)全日本ピアノ指導者協会
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世界大百科事典 第2版の解説

ベーレンス【Peter Behrens】

1868‐1940
ドイツの建築家。ハンブルク生れ。はじめ画家として出発し,ミュンヘン・ゼツェッシオン(分離派)に属す。ダルムシュタットの芸術家村に招かれ自邸(1901)を設計,ここにはアール・ヌーボーの影響が見られるデュッセルドルフ工芸学校の校長時代(1903‐07)に造形への思索を深め,建築から工芸まで新時代にふさわしい合理主義的造形理論を探る。AEG社デザイン顧問(1907)となりベルリンに移り,同社の電気器具から工場までデザインを担当。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ベーレンス【Peter Behrens】

1868~1940) ドイツの建築家。ミュンヘンのゼツェシオンの創始者。ダルムシュタットの芸術家村建設運動に参加。近代建築の起点となる AEG のタービン工場などを設計。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ベーレンス
べーれんす
Peter Behrens
(1868―1940)

ドイツの建築家。ハンブルクに生まれる。初めミュンヘンで画家を志したが、ウィリアムモリスの影響を受けて、1893年ミュンヘン分離派に参加する。1901年ダルムシュタットの芸術家村で自邸を設計、これを契機に建築へ進み、デュッセルドルフの工芸学校校長(1903~07)、ついで07年からベルリンの電気会社AEG(アーエーゲー)のデザイナーとして活躍した。第一次世界大戦後はウィーン・アカデミーの建築科教授、プロシア芸術アカデミーの建築科教授を歴任した。晩年の作に表現主義的なフランクフルトのヘヒスト染料工場(1929)がある。ベルリンに没。
 ベーレンスはAEG時代には、タービン工場に代表される工場建築、社員住宅を設計するほか、同社の製品からポスター、レターヘッドまでをデザインし、古典的で端正な造形を工業的な合理性と結び付けて、近代デザインの可能性を開拓した。とくにAEGタービン工場(1908~09)は、その表現にこそ古典主義美学を受け継いだクラシックな造形がみられるが、基本的構造方式はのちにミース・ファン・デル・ローエやグロピウスによって止揚されることになるデザイン性をすでに内包させている。[高見堅志郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のベーレンスの言及

【工場】より

…しかし最も有名で影響力の大きかったのはフォードの自動車工場のほとんどを設計したカーンAlbert Kahn(1869‐1942)で,短い工期で大規模な工場を建築するシステムを開発し,革命後のソ連に招かれ工場建設を指導した。近代建築史で工場建築が高い評価を得るのは,ベーレンスのAEG社タービン工場(1907)とされるが,弟子グロピウスのファグス靴工場(1911)にいたって近代産業にふさわしい工場建築の典型が定まった。他方,フランスのA.ペレは,パリの衣服工場(1919)のようにアーチやシェルなどコンクリート構法の特性を巧みに生かした工場を設計し広く影響を与えた。…

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