日本大百科全書(ニッポニカ) の解説 ポーター(Edwin Stratton Porter)ぽーたーEdwin Stratton Porter(1869―1941) アメリカの映画監督。ピッツバーグ生まれ。映写技師を経て1900年エジソン社に入り、撮影技師兼監督として映画草創期に活躍した。映画技法の創始者の一人。とくに、いくつかの場面をつなぎ合わせることで、一つの首尾一貫した筋が語れることを、実作で示したアメリカにおける最初の人物である。その記念碑的な作品が『アメリカ消防夫の生活』(1902)、『大列車強盗』(1903)で、後者は最初の西部劇としても名高い。[宮本高晴] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例