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マシン油 マシンゆmachine oil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マシン油
マシンゆ
machine oil

機械油ともいう。並級潤滑油の一つ。潤滑油のなかでも最も一般的なもの。機械の摩擦部に使用して,摩擦を減少して損耗を防ぎ,動力の損失を少くするための油。おもに石油系の精製鉱油を使う。石油発動機,小型焼玉機関,蒸気機関,工作機械,産業機械,車軸,その他稼働条件の激しくない機械類の軸受や回転部に使われ,種類が多く,夏季用,中期用,冬季用などによって粘度が異なる。またグリースや金属加工油などの原料油として使用される。日本工業規格 JISでは国際標準化機構 ISOの分類により,並級潤滑油 (スピンドル油,ダイナモ油など) を統合してマシン油として規定している。

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デジタル大辞泉の解説

マシン‐ゆ【マシン油】

粘度が並程度で、一般機械の軸受や車軸に用いられる潤滑油。

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百科事典マイペディアの解説

マシン油【マシンゆ】

機械油とも。一般機械の往復運動部や回転部などの外部潤滑に用いられる潤滑油。スピンドル油,ダイナモ油,マシン油(狭義),シリンダー油を包括して広義のマシン油という。

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世界大百科事典 第2版の解説

マシンゆ【マシン油 machine oil】

潤滑油の一種で,各種の機械類の潤滑に用いられる。使用条件が比較的温和な個所であるため,ふつうは添加剤などを加えることなく,適切な粘度をもつ潤滑油留分が使われる。以前のJISでは,スピンドル油,ダイナモ油,マシン油,およびシリンダー油の分類があり,それぞれ品質が定められていた。しかし,これらの潤滑油の間には粘度を除けば特性の差が認められないことを理由に,1980年にこれらをすべて包含した(広義の)マシン油の規格が制定された。

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大辞林 第三版の解説

マシンゆ【マシン油】

機械の軸受けや車軸などに用いる潤滑油。機械油。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

マシン油
ましんゆ
machine oil

潤滑油の一種で機械油ともいう。従来のマシン油は、一般に50℃における粘度が25~45センチストークスの並級(なみきゅう)潤滑油で、一般機械、車軸などの潤滑に使われるものであったが、1980年(昭和55)の日本工業規格(JIS(ジス))の改定により、従来のスピンドル油、マシン油、ダイナモ油、シリンダー油などの無添加並級潤滑油の規格は、統合されてマシン油(広義)とよばれるようになった。狭義のマシン油は工業用潤滑油粘度分類により18種類に分けられている。これらのマシン油の一部は、一般軽荷重機械の潤滑油として使われているが、大半は無添加鉱油として、各種潤滑油、金属加工油、絶縁油などの原料として使われている。[難波征太郎]

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